デビスカップファイナルズ ファイナル8

ヤニック・シナー[画像/ゲッティイメージズ]

男子テニスの国別対抗戦 デビスカップファイナルズ ファイナル8（スペイン/マラガ、室内ハード）は23日、準決勝の「イタリアvsオーストラリア」が行われ、イタリアが2勝0敗で勝利し2年連続9度目の決勝進出を果たすとともに、2連覇に王手をかけた。 【デビスカップファイナルズ ファイナル8組合せ】 同大会は8ヵ国（イタリア、オランダ、スペイン、オーストラリア、アメリカ、ドイツ、カナダ、アルゼンチン）が世界一の座をトーナメント形式で争う。試合はシングルス2試合とダブルス1試合で争われ、先に2勝した方が勝利となる。 昨年王者のイタリアは初戦の準々決勝でアルゼンチンを2勝1敗で下して4強入りし、オーストラリアとの準決勝を迎えた。 第1試合のシングルスでは、世界ランク35位のM・ベレッティーニ（イタリア）が同77位のT・コキナキス（オーストラリア）を6-7 (6-8), 6-3, 7-5の逆転で破りイタリアが先勝。 第2試合のシングルスでは、世界ランク1位のJ・シナー（イタリア）が同9位のA・デ ミノー（オーストラリア）を6-3, 6-4のストレートで下し、イタリアの勝利を決めた。 イタリアは大会2連覇をかけ、決勝でオランダと対戦する。オランダは準決勝でドイツを2勝0敗で下しての勝ち上がり。 男子プロテニス協会のATPは公式サイトにイタリアの勝利を決めたシナーのコメントを掲載している。 「明らかにマッテオ（ベレッティーニ）が第1試合のシングルスで勝ったことが大いに役立った。彼は素晴らしいテニスをした。非常に質の高いものだった。これが明日（決勝）に向けての僕たちの自信になることを願っている。僕たちにとっても、オランダにとっても、非常に難しく厳しい日になるだろう」