GW中は「ステイホームを」 小池知事「東京から出ないで、来ないで」
東京都の小池百合子は28日、記者会見し、「明日からいよいよゴールデンウィーク。みなさま方には昨年もお願いしたが、残念ながらこのゴールデンウィークもステイホームをよろしく、ということで、徹底しておうちで過ごしていただきたい。ゴールデンウィーク中の旅行、帰省は中止または延期でお願いする。東京から出ないでください、東京にもいらっしゃらないでください」と呼び掛けた。 【動画】GW中は「ステイホームを」 小池知事「東京から出ないで、来ないで」
コロナとの戦いの「ターニングポイントにしたい」
小池知事は会見で、「繁華街をはじめとする都内の人流がまだ十分に抑えられているとは言えない。夜間の滞留人口も依然として高い水準で推移(しており)このままの状態がずっと続くと、ゴールデンウィークの期間が過ぎても感染者数の増加が続くことになる。そのことが感染爆発のタイミングを迎えるかもしれないという心配がある」とも説明。 「こうした事態を何としてもでも回避する。感染拡大を徹底して抑え込むために、一気に人と人との接触、人の流れを抑えていくことが不可欠だ」と訴えた。 繁華街のネオンやイルミネーションの消灯を求めたことにも触れ、「電気を消すのが好きなわけではない。東京は活発な街にしたいが、GWという特異な期間こそ、感染拡大を締めていきたいという思い」と語った。 GWに向けては「この間に(コロナを)抑えることが、これからの社会の活動を自由にしていくためには必要なことなんだということを共有したい」「あすからの1週間。大事な1週間。コロナとの戦いのターニングポイントにしたい」と都民や事業者の協力を求めた。