横浜市教委、児童生徒にわいせつ行為した教職員3人を懲戒免職 職員動員し傍聴妨害した裁判で有罪
横浜市教育委員会は26日、教え子の児童生徒にわいせつ行為をしたとして、2023年度中に校長1人と教諭2人を懲戒免職にしていたと明らかにした。いずれも市教委が大量の職員を動員して一般傍聴を妨げた刑事裁判で有罪となった教職員で、市教委は児童生徒の特定防止を理由に公表を遅らせていた。 市教委は19年7月から、自校の教職員から性的被害を受けた児童生徒の特定を防ぐことを目的に、懲戒処分の公表を翌年度にずらす「例外措置」を講じている。例年5~6月に公表してきたが、今年は5月に傍聴妨害が発覚したことで世間の注目が高まっていたなどとし、公表をさらに遅らせていた。
神奈川新聞社