パリ・サンジェルマン、ナポリのオシムヘン獲得へオファーか ナポリは契約解除金を引き下げへ
パリ・サンジェルマンは、ナポリのナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンの獲得に動くようだ。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が伝えている。 【動画|プレシーズンマッチ アナウエ戦ハイライト】 今夏の移籍市場でアントニオ・コンテ新監督の下、さらなる補強を目指すナポリは、オシムヘンを売却することでその資金を用意できると考えているが、設定された巨額の契約解除金を支払うクラブはいまだ現れていない。 昨年12月にナポリと2026年6月までの契約延長を果たしたオシムヘンは、その契約に1億3000万ユーロ(約223億円)の契約解除金が含まれており、今夏の移籍のための契約延長と見られていた。現在、その契約解除金を支払うクラブが無いことから、ナポリのアウレリオ・ディラウレンティス会長は契約解除金を引き下げる見込みのようだ。 移籍にかかる金額が下がったことにより、パリ・サンジェルマンがオシムヘンの獲得に動くようだ。ロマーノ氏によると、すでにオシムヘンとパリ・サンジェルマンは個人的な条件で合意に達しており、年俸が1400万ユーロ(約24億円)の5年契約を結ぶようだ。そして現在はクラブ間交渉を行っているという。 またオシムヘンは、現地時間20日に行われたセリエBに所属するマントヴァとのプレシーズンマッチにベンチ入りすらしておらず、パリ・サンジェルマン移籍に拍車がかかっている。 そしてナポリはオシムヘンの売却が確定され次第、かねてよりコンテ監督と相思相愛のロメル・ルカクの獲得に向かうと予想されている。一方パリ・サンジェルマンのセンターフォワードは、ゴンサロ・ラモス、ランダル・コロ・ムアニが在籍しており、オシムヘン加入が決まると飽和状態となるため、どちらかの選手が放出される可能性があるという。
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