【朝日杯FS】「あれだけ遅れて2着」ミュージアムマイル痛恨出遅れも…陣営は素質の高さを再評価
[GⅠ朝日杯フューチュリティステークス=2024年12月15日(日曜)2歳、京都競馬場・芝外1600メートル] 2番人気に支持されたミュージアムマイル(牡2・高柳大)は発馬で痛恨の出遅れ。この時点で絶望的なポジションだったが、最内に活路を見いだすと〝ワープ〟したかのように3コーナーでは好位のインに。直線で先に抜け出した勝ち馬を追ってその外に持ち出していったが、差は詰まらず2馬身半差の2着。結果的には完敗も、3着馬には同じ着差をつけてしっかりと連対は確保した。 悔いが残る一戦にも映ったが、鞍上のC・デムーロは「スタートが速くありませんでしたが、すぐリカバリーできました。自分の中では完璧なレースができましたし、マイルは得意ではないと思っていた中で、能力を発揮してくれました。今後が楽しみです」と納得の表情で、素質の高さを再評価。これは高柳大調教師も同じで「あれだけ遅れて2着ですし、力は間違いないですね。賞金を加算できたので、休ませてから始動したい」と早くも来春の巻き返しに燃えていた。
東スポ競馬編集部