【WWE】ロック様がローマン・レインズを〝一族の長〟に承認 コーディにも謝辞
ハリウッドスターの「ドウェイン・ジョンソン」ことザ・ロック(52)が、WWEマットに帰還。統一WWE王者コーディ・ローデスと、〝OTC〟ローマン・レインズをダブル承認した。 【写真】レインズとロック様ががっちり握手 昨年4月には祭典「レッスルマニア40」で試合復帰を果たし、「ザ・ブラッドライン」の〝ファイナルボス〟として大暴れした。さらにコーディには「俺たちの物語は始まったばかりだ」と対戦を要求。同じアノアイ一族のレインズが同王者だった際にも、王座戦を要求していた。 ネットフリックスでの配信が米国内で始まった6日(日本時間7日)のロウ(カリフォルニア州イングルウッド)では、トリプルHによるオープニングセレモニーの後、ロック様が登場。モハメド・アリ夫人から贈呈された「ピープルズチャンピオン」ベルトを肩から提げ、圧巻の存在感を発揮した。 ロックはリングサイドにいたコーディに「認めておきたいやつがいる。この男は1年間この会社を背負い、素晴らしい仕事をしてきた。コーディ・ローデス、ありがとう」と謝辞を述べた。昨春は大抗争を展開したが、ロック様が去った後はコーディが王者として世界最大団体をけん引してきた。〝ピープルズチャンプ〟も新時代のエースと認めた形だ。 この日は一族の後輩、レインズとソロ・シコアが「トライバル・チーフ(一族の長)」の座をかけて、反則OKルールで遺恨決着戦。新ブラッドラインのシコアにはタマ・トンガとジェイコブ・ファトゥ、旧ブラッドラインのレインズにはサミ・ゼインとジミー・ウーソが助っ人登場する大乱戦となった。 おまけにPLE「ロイヤルランブル」(2月1日、インディアナ州インディアナポリス)で、コーディに挑戦するケビン・オーエンズまでレインズを襲撃。オーエンズのパイルドライバーで頸椎を負傷したコーディも現れ、コーディカッターを見舞った。激闘のクライマックスは、レインズがこん身のスピアー2連発でシコアを沈めて、3カウントを奪取。トライバル・チーフの座をもぎ取った。 ここで、再びロック様が姿を現した。リングに上がると、レインズの代理人ポール・ヘイマンからトライバル・チーフの証し、真っ赤な「ウラファラ」を受け取ると、レインズの首にかけてみせた。続けてサングラスを外して、〝OTC〟とがっちり握手してから熱いハグ。レインズを正式に「一族の長」と承認したのだ。 昨春は悪の道に走ったロック様が、われらが〝ピープルズチャンプ〟に戻った模様。果たして、この道は祭典「レッスルマニア41」(4月19、20日、ネバダ州ラスベガス)へ続くのか? 注目が集まる。 この日のロウは「ABMA」にて放送された。
東スポWEB