【移籍情報】ラツィオ、鎌田と定位置争った“10番”L・アルベルトのカタール行きが決定…新監督就任も発表 | セリエA
【欧州・海外サッカー 最新ニュース&移籍情報】ラツィオは6月12日、スペイン人MFルイス・アルベルトの退団をクラブ公式サイト上で発表。カタール・スターズリーグのアル・ドゥハイルへの移籍が決定した。 L・アルベルトが、2016年から所属していたラツィオを退団した。 現在31歳のL・アルベルトは、母国スペインのクラブであるセビージャのユース出身。2011年にトップチーム昇格を果たすと、以降はバルセロナB(ローン移籍)やリヴァプールなどでのプレーを経て、2016年8月にラツィオへ完全移籍で加入した。2023-2024シーズンは、公式戦44試合に出場して5ゴール11アシストをマークした。 ラツィオは、2023-2024シーズン終了後に日本代表MF鎌田大地やイゴール・トゥドール監督が退団。シーズン中に鎌田とポジション争いを演じ、出場機会が減少した際には不満も口にしていたL・アルベルトは退団の噂が絶えなかったが、やはりラツィオを去ることになった。 ラツィオのクラブ公式サイトは、L・アルベルトの退団とともに、同選手がカタール・スターズリーグのアル・ドゥハイルに移籍することを発表。クラブ公式XではL・アルベルトのプレー動画を投稿し「すべてのことに感謝し、検討を祈っている」とメッセージを添えている。 なお、ラツィオはトゥドール監督の後任としてマルコ・バローニ新監督の就任も発表している。同指揮官は7月1日に就任する模様で、クラブは「ようこそ。ビアンコセレスティ(ラツィオの愛称、白と水色の意味)一同、活躍を心より祈っている」と、歓迎の言葉を寄せている。 現在60歳のバローニ監督は、2000年に現役を引退すると、イタリア国内の主に下部カテゴリークラブなどで指導者を歴任。2016-2017シーズンにベネヴェントをセリエA初昇格に導くと、2023年7月にはヴェローナの指揮官に就任し、最終的に2023-2024シーズンのリーグ戦で13位フィニッシュを果たした。