野村修也弁護士「昨今のTVへの偏向報道批判は残念」斎藤知事問題めぐり「臆測になる」主張貫く
中大法科大学院教授で弁護士の野村修也氏(62)が26日、X(旧ツイッター)を更新。現在のテレビ報道について言及した。 「私の育った時代はTVの黄金時代だった。TVを囲んで家族が団欒し、親戚が集った。学校でも、友達と盛り上がるのは決まって前の日のTVの話題だった」と書き出した。続けて「TVに出るようになり20年。沢山のTV関係者にお世話になった。だから昨今のTVへの偏向報道批判は残念でならない。何とか踏ん張って名誉挽回に努めて欲しい」と切に願った。 野村氏はこの日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜午後1時55分)に出演。兵庫県知事選で再選されたばかりの斎藤元彦知事(47)に浮上した「公職選挙法違反疑惑」について、PR会社に支払ったとされる71万5000円をめぐって、亀井正貴弁護士と激論を交わしていた。 亀井氏が「70万でやる業者はいると思うんですよ。これ実際に兵庫県と取引があるので、将来的な取引、発注が見込める可能性があります」とコメントすると、野村氏が反論。「今、犯罪かどうかの議論をやってるわけだから。可能性としていろいろあるのは、確かにありますよ。いろんな人たちが何事もやってることについては、もう色を付ければ犯罪になる可能性もあるので。今、出てきてる事実で分析しないと。一番出てきてる事実っていうのは70万円っていう金額ですから。金額から何が推断されるかっていった時に、そんな安いやり方してるんだから、それはきっとどこか陰でいろんなことやってるんじゃないかっていうのは、臆測になっちゃいますよ」と投げかけ、ネット上でも話題となっていた。 野村氏の投稿に対し「ひょっとすると、『以前から存在した偏向報道が、ネットによって顕在化した』と言った方が、より適切かもしれませんね。私もテレビっ子だったので、残念ですが」「野村先生のお話しは偏ったり忖度したりせず 中立の立場から本質論で正確に話されるので とてもわかりやすいですし 説得力がありますね」「いつまでも中立なままでいてほしいです」などと書き込まれていた。