ニューカッスルがカルヴァート・ルーウィン獲得へ エヴァートンは財政難でストライカーの現金化が必要か
今季は8ゴール3アシスト
ニューカッスルはエヴァートンでプレイするFWドミニク・カルヴァート・ルーウィン(27)の獲得に動いているようだ。英『The Telegraph』が報じている。 2016年にエヴァートンへやってきたカルヴァート・ルーウィンはこれまで公式戦247試合に出場し、68ゴール18アシストをマークしている。23-24シーズンもチームのエースとして公式戦38試合に出場して8ゴール3アシストを記録した。 ニューカッスルは2021年から同選手の獲得に興味を持っていたようだが、再び動き出しているようだ。エヴァートンとカルヴァート・ルーウィンの契約は残り1年となり、契約延長へ動いていたものの同選手はニューカッスルへの移籍に前向きであるという。 さらにエヴァートンは財政難の影響で今夏主力選手の売却に動かざるを得なくなる可能性が高く、来夏のフリー移籍を避けるために今夏に現金化を試みる可能性が高いだろう。そのためこの移籍はニューカッスル有利に進むかもしれないと、同メディアは伝えている。 移籍金については現在交渉中であるようだが、確実に移籍に近づいている模様。しかし同メディアは、移籍金が合意に至る前にニューカッスルも既存戦力の売却をしなければならないだろうと主張している。ニューカッスルもまたプレミアリーグの利益と持続可能性のルール(PSR)違反を防ぐために主力選手の売却を迫られているためだ。 カルヴァート・ルーウィン獲得に興味を持っているということで、ニューカッスルは同ポジションのカラム・ウィルソンを売却する計画があるようだが、指揮官のエディ・ハウ監督はウィルソンを残留させたいと語っている。 新戦力の補強だけではなく、既存戦力の売却も強いられる2つのクラブだが、ニューカッスルはカルヴァート・ルーウィンを獲得することができるのか。
構成/ザ・ワールド編集部