チェルシー所属のブラジルの逸材19歳アンジェロにサウジアラビア行きの可能性浮上 アル・ナスルが獲得目指す
今夏は既に2度のオファー
チェルシーに所属するブラジルの逸材は若くしてヨーロッパを離れる可能性がある。 ブラジル『SBT Rio』のヴェネ・カサグランデ氏によると、チェルシーに所属する19歳アンジェロ・ガブリエルは今夏、アル・ナスルへ完全移籍する可能性が高いという。 【画像】アル・ナスルが獲得目指すチェルシーFWアンジェロ ブラジルの名門サントスの下部組織出身のアンジェロは2020年10月にトップチームに昇格すると、10月25日のカンピオナート・ブラジレイロ・セリエAのフルミネンセ戦に途中出場しプロデビュー。わずか15歳10カ月4日でのプロデビューは元ブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョに次ぐクラブ史上2番目の若さとなり、ブラジル国内では大きな話題を呼んでいた。 さらにアンジェロは2021年3月、16歳2ヶ月16日という若さでコパ・リベルタドーレスに初出場し、同大会でのクラブ史上最年少出場記録を更新。同年4月には同大会のサン・ロレンソ戦でプロ初ゴールを記録し、コパ・リベルタドーレス史上最年少得点者となった。 そんなブラジルの逸材アンジェロだが、19歳にしてサウジアラビア行きの可能性が浮上。同氏によると、アル・ナスルは今夏既に移籍金2100万ポンド、2500万ポンドと2回の獲得オファーをチェルシーに提出したとのこと。しかしこのオファーは断られており、チェルシー側から同選手獲得には3300万ポンドの移籍金が必要と主張されたようだ。 チェルシー側もアンジェロ売却には前向きと報じられているが、安売りはしない模様。ポテンシャルは間違いなくあるアンジェロだが、果たしてサウジアラビアへ移籍してしまうのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部