「運動会の日程変更してもらっても良いですか?」現役保育士がドン引きした“モンスター保護者”のヤバすぎる行動
実際にあった運動会のトンデモエピソード!
こんにちは!現役保育士のはるです! 保育園の運動会を開催する側として経験しているからこそ、あの保護者って実はそんな方だったの!?という驚きのエピソードも。そして実は運動会に関するトラブルは、開催前から起こっているんです……。 【あわせて読みたい】我が子が「ケガ」の被害者・加害者になったら…「保育園でのトラブル」のリアルすぎる体験談
日程は4月に決まっていたけれど
運動会の日程は会場を借りる場合はギリギリに決まることもありますが、年度初めの4月にはある程度の日付が決められていることがほとんど。その年も4月の年間行事に運動会の日程が入っていました。 10月の運動会にむけて練習が始まった8月の終わり、Aちゃんのママからお迎えの時にこんな要望が。 「運動会の日が親戚の結婚式と被ってしまったから、日程変更してもらっても良いですか?」 当時保育士になって3年目だった私は、あまりにも驚いてすぐに返答できず、「え?日程変更ってなんのですか?」と尋ね返してしまったことを覚えています。 さすがに一人の結婚式のために日程変更はできないことを先輩がやんわり伝えると、その時は「そうですか」と引き下がったのですが、翌日夫婦で園長に直談判。 「運動会の日程が変更できないなんておかしい」「園庭でやるのだからいつでもできる」と主張していました。結婚式が午後なので、クラスの種目を1番最初にすることで合意してもらったのですが、なんだかなぁとモヤモヤした一件です。
センター争いはアイドルだけじゃない
運動会の演目の花形は年長児のソーラン節だった当時の保育園。 毎年年長さんになったらソーラン節を踊るのだと、憧れのまなざしで見つめていた年少、年中の頃の姿を知っているので、こんなに大きくなったんだな~と微笑ましく思っていました。 演目の立ち位置は保育者が考えたり子どもたちが自分で考えたりと様々で、その年は子どもたちが相談して立ち位置を決めていました。 保育者も平等に前列になるように隊形移動をとりいれたりしてはいたのですが、運動会1週間前、演目の立ち位置を掲示した時にBくんの保護者からこんな要望が。 「Bがセンターにいないのはおかしい!なぜずっと端っこなんですか!」 Bくんは確かに最後の隊形は一番端ですが、最初の方はセンターまでは言わずとも前列中ほどにいることもあります。担任もB君自身がこの位置が良いと決めたものなので……と説明していましたが、あまり納得していない様子。結局運動会はそのままの隊形で挑みましたが、その後も卒園式までBくんの保護者からはちょこちょこ要望が出されていました。 センター問題や発表会の主人公問題、よく聞く話だと思いますが実際に言われたことは初めてだったので「そんなこと本当にあるんだね」と同僚と話したことを覚えています。 しかし、まだまだ他にも驚愕エピソードが……。続きは次回で。
【Profile】はる(@hr_hoiku)
小2女子と年中男子の2児のママ。新設保育園の立ち上げも経験した12年目の現役主任保育士。現場の経験を生かして、保育園側の視点と保護者側の視点からの情報や、子育てが少しでもラクになる保育士のハックを発信。保育士、幼稚園教諭1種、認定ベビーシッターの資格も保有。