アインシュタイン・河井ゆずる(43)「相方とのコントラストで僕がキレイになろうと」
周りに不快感を与えたくないから、美容を頑張るんだと思う
河井 これ「誰が言うとんねん」ってなると思うんですけれど(笑)、憧れているのは三宅 健さん。ものすごくキレイな方なので、本当におこがましいんですけれど(笑)。年齢は僕の1つ上なんですが、ずっと変わらないですよね。もう明らかにきちんとした暮らしをされていのが、見た目からも伝わるというか。本当に憧れですね。 ── 三宅 健さん、確かに若く見えますよね。河井さんもよく「若い」と言われると思いますが、そう言われてうれしいですか?
河井 本音で言ったら、年齢以上に見られても嫌じゃないし、若く見られてもそんなにうれしくはないんですよね。ただ汚く見えていないんだとしたら、よかったなっていう程度です。若く見られたいというより、周りに不快感を与えたくないっていう気持ちのほうが強いかもしれないですね。 ── なるほど。不快感を与えないって大事ですね。最近は美容に熱心な若い男性も多いですが、どう思いますか? 河井 スキンケアは歯磨きと一緒で、せなアカンことのひとつだと思うんです。めっちゃ肌が強い人以外は、絶対に若いうちからやっておいたほうがええなと思いますね。 日本ってマイノリティ側にいる人が、肩身の狭い思いをすることが多いじゃないですか。「男のくせにスキンケアってなんやねん」という声も昔はあったと思うんですけど、7、8割の男性が美容をやり始めたら、逆にそっちが多数派になる。バカにしていた人たちも「俺もやったほうがええんかな」ってなると思うんですよ。だから、世の中にもっと美容好きな男性が増えて、みんなが当たり前のようにスキンケアをするようになったらええなと思います。
── 本当にそうですね。相方の稲田さんの美容に対する意識はどうですか? 河井 稲田は僕以上に肌が弱いんですが、ものすごく面倒くさがりで、どんだけ言っても全然聞かなかったんですよね。「キレイになってくれとは言わない。まずはスタートラインに立とうで」って、ずっと言い続けてきて、ようやく数年前からスキンケアを始めました。皮膚科にも通っているので、以前と比べてかなり肌がキレイになってきて、今はすごく頑張っていますよ。たぶん結果が出だしたから、面白くなってきたんちゃうかなと。 だから、僕らの同世代のスキンケアに無頓着なオヤジさんたちも、面倒くさいと言わず、ちょっとだけ我慢して、まずはスキンケアを始めてみるといいんじゃないかなと。肌を褒められるなど周りの反応も変わってくるので、それがモチベーションになると思います。