推しが"兵役"に...K-POPファンに《待ち活》のリアルを聞く。1年半は「意外とあっという間」?
待ち活をしながら楽しく過ごしつつも、心のどこかには、早くリアルタイムの推しを見たいという寂しさもあると話す間木さん。でも、兵役の期間は全く姿を見られないわけではなく、たまにSNSに言葉や写真を投稿してくれるそうです。
その人やそのグループ、事務所によるのかもしれませんが、ちょこちょこ投稿はしてくれます。兵役中は、配属先などの各規定に準じてスマホを使えるそうです。私の推しは1~2ヶ月に1回くらいはSNSに来てくれますね。
今では待つことも楽しめるようになったそう。そう思えるようになったのは、一緒に推し活をする友達のおかげだといいます。
友達と韓国料理を食べたり、集まってライブを見たり、韓国語やダンスを習ったりと待ち活をしているうちに、そんなにシクシクしなくなりました。「いずれ戻ってくるんだから」と前向きになれるようになりましたね。 でも、友達がいなかったら、ちょっと心細いかもしれないです。一人で推すこともきっとできますけど、友達の存在は大きいですね。コロナ後に、一気に友達の輪が広がりました。
間木さんの友達は「みんな情熱的」だそう。本書にも推しの兵役中に、推しに似た仏像を彫ったり、滝に打たれてみたりと、驚きの待ち活をしている友達が登場します。兵役中ではありませんが、いきなり韓国に留学して間木さんをびっくりさせた人もいたそう。刺激的な友達の輪は、楽しい推し活・待ち活のカギかもしれません。
「好き」の気持ちは変わらない
推しが兵役に行っている間、熱が冷めることはない? と聞くと、「好きの気持ちはずっと変わらない」と返事が。友達に誘われて他のグループのライブに行ってみることもありつつ、推しは変わらずずっと一番だといいます。
兵役前、推し活をしていない友達には「そのうち忘れるよ」「すぐ次の推しができるよ」と言われていたんですが、そんなことなかったですね。これは私の性格かもしれません。 推しに限らず恋愛でもそうですけど、友達から「諦めなよ」と言われて、他の人を好きになろうと思えば思うほど、この人じゃないといや! というふうになっていくじゃないですか。他の人も見てみようかなと思うこともあるんですけど、結局は今の推しに戻ってきますね。