推しが"兵役"に...K-POPファンに《待ち活》のリアルを聞く。1年半は「意外とあっという間」?
間木さんは韓国にも推し活の友達がいますが、韓国のファンは、男性は兵役に就くということをわかっているせいか、「待つの!? 次行こうよ」というスタンスの人も少なくはないそう。待ち活は人それぞれのようです。
韓国の方との交流では、こんなエピソードも。
韓国料理屋さんで、友達と兵役について話していたんですが、小さなお店だったので、韓国人の店長さんがそれを聞いてやってきたんです。なぜ全員が兵役に行かなければいけないのかを、10分くらいとうとうと語ってくれました。とても真剣で、大事な問題なんだなと改めて実感しましたね。
兵役について、外国人はなかなか口を開きづらいのが事実です。だからこそ間木さんは、『待ち活33』で「韓国の兵役について勉強する」項目は必要だったと語ります。そのページでは、兵役の基礎知識や、軍のリアルな生活が描かれているドラマなどが紹介されています。兵役中、推しがどんな日々を送っているのかを知ると、視野が広がるかもしれません。
韓国のカルチャーを好きになって約20年経つものの、今の推しに出会うまではグループのアイドルを好きになったことがなく、グッズを買うこともなかったという間木さん。ある時、偶然今の推しグループをYouTubeで見て、「釘づけになった」といいます。 どこが好きかと言われたらわからないんですけど、気づいたら目で追っていて、「この人しかいない」と思ったんです。好きになるって理屈じゃないですよね。
家族との日常を過ごす中で、推しは「自分の中にまだ『好き』という気持ちがあったんだと思い出させてくれる存在」なのだそう。
この先、中2病のような、見ているだけでドキドキする恋愛なんてもうないと感じていたのですが、推しを見ていると、こんなに「好き」という感情だけでいられることがまだあるんだなと思えます。 愛犬もひたすらかわいいのですが、でも、粗相したり、ソファを壊してやんちゃしたりして、どんなに好きでも、疲れて帰宅した時なんか、あと片付けにガッカリすることがあるじゃないですか。それが推しにはないですもんね。いたずらしても、アホみたいな行動をとっても、とにかく何をやっても「もう、可愛いんだから」と思っちゃいます。