イスラエル国連大使、フーシ派に警告 「攻撃続行ならハマスと同じ運命」
Daphne Psaledakis Jonathan Landay [30日 ロイター] - イスラエルのダノン国連大使は30日、国連安全保障理事会で、イエメンの親イラン武装組織フーシ派武装勢力に対しイスラエルへのミサイル攻撃を止めるよう警告した。 フーシ派が攻撃を続ければイスラム組織ハマスや親イラン武装組織ヒズボラ、シリアのアサド政権と同じ「悲惨な運命」をたどる恐れがあるとした上で、イスラエルはイランの代理勢力による攻撃を容認しないと言明した。 フーシ派は、パレスチナ自治区ガザでイスラエル軍との戦闘を続けるハマスに連帯を示し、イスラエルへのドローン(無人機)やミサイル攻撃を繰り返している。 イスラエル軍は26日、イエメンの親イラン武装組織フーシ派に関連する複数の標的を攻撃。イスラエルのネタニヤフ首相は、フーシ派に対する軍事作戦は「まだ始まりにすぎない」と表明している。