【なんで…⁉︎】陣痛が始まってすぐに義母を呼び出す夫…話しても分かり合えない夫婦の家庭が崩壊⁉︎【作者に聞く】
2024年、ウォーカープラスで読まれた人気記事のなかから「お正月に読みたい漫画!」を紹介。 【漫画】本編を読む SNSやブログ「横山家のマンガ。」などで、「戦国コミケ」「新しいパパがどう見ても凶悪すぎる」など数々の人気作を発表し、ファンを魅了し続けている漫画家・横山了一(@yokoyama_bancho)さん。そんな横山さんの作品の中から、これまでに5巻が発行されている「どちらかの家庭が崩壊する漫画」についてインタビューした。 ■義母と夫の歪な関係性、その片鱗は結婚直後からあった 漫画家・横山了一さんが手がける「どちらかの家庭が崩壊する漫画」は、平穏に見える家庭の裏に潜む不安や緊張感を描き、読者の共感を集めている。2巻では義母・聡子が陣痛中の病室に突撃する場面などが描かれた。この場面で夫が発する「(義母)がいてくれたほうが安心できない?」という一見普通の言葉が、状況次第で不快感や恐怖に変わるリアルさが作品のおもしろさのひとつとなっている。 横山さんはこのリアリティについて、妻で漫画家のアドバイスが大きかったと明かす。自身の経験だけでは男性が描ける姑像に限界があると感じ、妻の意見やSNSで目にした姑漫画も制作に活用したという。 2巻の発売後もSNSで「1・2巻まとめて購入しました」といったメッセージが届き、横山さんはうれしい気持ちでいっぱいだという。特に注目されたのが、徐々に自立していく妻ユイと、堕落していく夫シュウの対照的な描写だ。この点について横山さんは、「1巻で作った流れを壊さないよう心がけた結果」と語る。 日々のアイデアについてはノートだけでなく最近はスマホにも記録しているとのこと。崩壊する家族の行方を見守りつつ、その先に描かれる未来にも注目が集まる。 取材協力・画像提供:横山了一(@yokoyama_bancho)