自民総裁選 所見発表演説会(全文2)新自由主義的政策を転換
わが国の領土・領海・領空を断固守り抜く覚悟
次にわが国の領土・領海・領空を断固として守り抜く覚悟です。海上保安庁の能力強化、自衛隊との連携強化、ミサイル防衛力の強化、国家安全保障戦略の改定、インテリジェンス機能の充実などに全力で取り組んでまいります。また、地球規模課題において、世界を主導し、人類に貢献する覚悟です。温暖化問題、核廃絶、宇宙・海洋の開発利用、防災などの課題で、リーダーシップを発揮してまいります。 以上、私はこの3つの政策を通じ、すなわちコロナ対策においては国民の皆さんに協力をお願いし、そして新しい日本型の資本主義においては格差にしっかりと向き合い、多くの皆さんの所得を引き上げ、そして外交・安全保障政策においては国民の皆さんの命や暮らしをしっかり守っていく、こういった政策を通じて、国民が一体感を実感できる国をつくってまいりたいと思っております。 この総裁選挙の先には衆議院選挙、そして来年夏には参議院選挙があり、安定した政治、寛容で丁寧な政治を実現することで、この2つの選挙に勝利し、国民の負託に応えていこうではありませんか。以上を申し上げて出馬表明とさせていただきます。ありがとうございました。 逢沢:岸田文雄さん、ありがとうございました。それでは続きまして、高市早苗候補、どうぞよろしくお願いいたします。 【書き起こし】自民党総裁選 所見発表演説会 全文3に続く