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こんにちは。発達っ子の母親で、モンテッソーリ教師＆保育士のりっきーです。 自閉症スペクトラムとADHDの診断のある知的ボーダーゾーンの小5長男は幼児期より療育に通っていますが、一般の習いごとについても、年中から運動を中心に試行錯誤しながら続けてきました。本人の興味はもちろん、選ぶときのポイントや、行ってきたサポート、先生たちとの関わりなどについてお伝えします。 発達障害で集中力の続かない息子が、偏差値50台から麻布中学に合格した勉強法

発達っ子の習いごとのストライクゾーンは狭い！？

発達っ子小5長男がこれまで経験してきた一般の習いごとは、体操・スイミング・サッカー・テニス・モンテッソーリ教室です。そして現在はスイミング・テニス・モンテッソーリ教室を継続中。でも、ここまでの道のりは決して平坦ではありませんでした。 長男の初めての習いごとを検討したのは長男が4歳ごろのこと。その時調べていた内容から「モンテッソーリ教育」がどうやら発達に良さそうと思い、当時はまだまだ少なかったモンテッソーリの教室を探して車で1時間もかけて見学に訪れました。しかし、全くじっとしておらず、集中できない長男を見て、やんわりと断られてしまうのです…… モンテッソーリ教育が障害児の「療育」から始まったことを知っていた私は、ショックを受けましたが、それと同時に習いごとの種類や看板だけで「きっとうちの子と合うはず」と思い込むのを辞めることにしました。個性的な我が子なので、本人に合う「環境のストライクゾーン」も狭いはず。だから、本人のタイミングが今じゃなかったのかもしれないし、合う環境・受け入れてくださる先生もどこかにきっといる！と。その後、予約していた大手の学習教室の体験でも撃沈した私は、長男には座って何かやらせるよりまず運動だわ！と思い直し、保育園の課外の体操教室にお願いすることにし、結果的にこれが長男にとって初めての習いごととなりました。

「いつもと同じ」をきっかけに！

保育園の課外の習いごとにはよかったことがたくさんありました！　週1回保育内の運動遊びの時間に来てくれる「知っている先生」が担当なこと。一緒に受ける子どもたちが「1歳から同じ保育園で過ごしているメンバー」なこと。毎日通う園内で行われるので「場所をよく知っていること」。その時の長男には「安心できるいつもの場所といつものメンバー」が必要でした。サーキットで列からはみ出て端っこにいても大目に見てもらいながら少しずつ参加の機会を増やしていけたことも、スモールステップの関わりとなり、とてもよかったです。担任の先生や園長先生が時々課外での様子を見に来てくださって優しく声をかけてくださったことを今でも感謝しています。 この時、無理せずに好きな運動から習いごとをスタートしたことで本人も習いごとにポジティブなイメージを持つことができ、その後、初めて完全に一般の習いごととなるスイミングスクールでも、最初の数回は泣いたものの、想像以上に早く楽しめるようになりました。（スイミングはその後ずっと継続し、現在7年目に突入しています！）