半年間、本当に素晴しいミッション

野口：本日はこのような場で、記者の皆さん、そして日本の皆さんに最後ごあいさつさせていただいて本当にありがとうございます。半年間、本当に素晴しいミッションで、皆さんと一緒に駆け抜けてこれたことを、とてもうれしく思ってます。もうすぐ地球に戻りますけれども、おうちに帰るまでが遠足ですから、最後まで気を抜かずに、戻ってからは皆さんにこの宇宙でのいろんな経験をまたお話ししたいと思ってます。 　そして、今後宇宙を目指す人たち、われわれのような国の政策としての宇宙飛行士だけではなくて、民間の方がどんどん宇宙にいらっしゃる、そういう時代になると思います。われわれももちろん政策としての宇宙もやりますけども、日本人が宇宙に行くからにはお手伝いすると、これからは民間人、民間企業、民間グループ皆さんがどんどん宇宙に出てきてくれることを期待します。で、われわれもそれをサポートしたいと思ってます。頑張ってください。 星出：まず野口さん、まだ離脱してませんけれども、しばらく引き継ぎをさせていただいて、そのあとは帰っていただくということで、お疲れさまでしたと。で、無事の帰還を祈るとともに、素晴しいミッションを行ってこられたので、われわれもそれに負けないようにしっかり頑張っていきたいなというふうに思っています。 　なかなかコロナで地球の皆さん、大変な状態ですし、われわれも訓練のときにすごく大変な中で訓練をさせていただいて、関係者には本当に感謝の言葉もありませんけれども、この恩返しはしっかりいいミッションをしていきたいというふうに思っております。引き続き応援、よろしくお願いいたします。 男性：じゃあ終わりますね。 司会：はい。 （完）【書き起こし】野口・星出両宇宙飛行士が軌道上から会見