【別府競輪(ナイター)FⅠ】清水剛志「市田龍生都君が今の自分のお手本」 スーパールーキー参考にS級点確保へ
<6日・別府競輪・前検日> 清水剛志(33)=福井・103期=が大物ルーキーを参考に進化する。福井のレジェンドで評論家の市田佳寿浩氏(76期・引退)が主宰のグループで日々汗を流している。 【競輪・賞金ランク】古性優作が断トツの賞金王、史上最高額を大幅更新 最近になり練習グループに一人加わった。市田氏の息子で養成所を早期卒業した龍生都(りゅうと、127期)だ。「一緒にもがいたりはまだしていないですけど、選手道場で何回か一緒になっています」。龍生都の爆発的なスピードはまだ体感していないが、既に大きな刺激をもらっている。 「龍生都君がローラーで乗っている姿を動画に撮って参考にしています」。市田氏は引退済みのため口頭でのアドバイスが中心。時折、自分の体に落とし込めないこともあるそうだ。「龍生都君のフォームとかを見ていると『市田さんはこのことを言っていたんだ』と気付かされるんです。イメージが湧きます。龍生都君が今の自分のお手本になっています。さすが息子さんですね(笑)」。 前回の佐世保で2024年後期2回目の失格。今年7月からは2年半ぶりにA級に降級する。「仕方ないけど、2期連続A級は嫌ですね。今年の目標はまず前期S級点確保です」。市田親子協力の下、来年以降はS級定着を目指す。