写真：こどもとIT

エレコム株式会社は、GIGA第2期に向けた学習用キーボード「KEY PALETTO Folio」を順次発売することを発表した。対象は、10.9インチiPad（第10世代）で、教育現場での活用を念頭に置いた設計が特徴となっている。 【画像】振動や衝撃に強いコネクター機構のポゴピンを経由して動作（左上、右上）／コネクター自動ロック機能を搭載（左下2つ）／高さ1.2mからの落下試験に耐える耐久性（右下） KEY PALETTO Folioは、ケース一体型のキーボードで、USB Type-Cポートを使用してiPadと接続が可能。米軍のMIL-STD 810H規格相当の耐久性を備え、1.2mからの落下にも耐える設計がされている。また、最大500万回の打鍵に耐える高耐久キーを採用し、キーの隙間にペンの先端や定規を挿し込みにくいようにした。 iPadとキーボードを接続するコネクターには、振動や衝撃に強い特許取得済みのポゴピン構造を採用し、接続の安定性も確保している。また、iPadのUSB Type-Cポートに負担をかけない独自の可動式コネクターを採用。コネクター自動ロック機能も搭載し、子供の手遊びによる破損を防ぐ。 キーボードは日本語配列（JIS）をベースとして、押し間違いによる混乱を避けるため、使用頻度の低い機能を取り除き、スムーズにキーボード操作を習得できるよう配慮。プログラミングやタブレット学習に特化した機能を盛り込んだ。 同社はキーボードのひらがな印字の有無と、色調が異なる4モデルを展開する。 ・ひらがな印字なしモデル「TK-KP10UMBK」 キーの押し間違いを防ぐためにひらがな印字がなく、使用頻度の低いキーを取り除いたモデル。 ・ひらがな印字ありモデル「TK-KP11UMBK」 ひらがな印字があり、使用頻度の低いキーを取り除いたモデル。 ・ひらがな印字なし／落ち着いた色調モデル「TK-KP12UMBK」 キーの押し間違いを防ぐためにひらがな印字がなく、使用頻度の低いキーを取り除き、色覚特性を持つユーザーに配慮した落ち着いた色調のモデル。 ・ひらがな印字あり／落ち着いた色調モデル「TK-KP13UMBK」 ひらがな印字があり、使用頻度の低いキーを取り除き、色覚特性を持つユーザーに配慮した落ち着いた色調のモデル。 KEY PALETTO Folioの価格は17,600円（税抜）。専用のカバーやショルダーベルト、3年間の延長保証などのオプションも提供されており、学校や自治体が安心して導入できる体制を整えている。 【エレコム】KEY PALETTO Folio(キーパレットフォリオ）―iPadとの設定方法 解説