無限「焼き餃子」は野菜たっぷりで箸が止まらぬジューシーさ!失敗しない包み方・焼き方も【沼津りえのとっておきレシピ】
このパリッとした100点満点の焼き色……見ているだけで幸せな気持ちになりますね。早速、ひとつ頬張ると、野菜の甘味がじゅわっ! 肉というより野菜が主役! キャベツの甘味、にらの香味、ジューシーな野菜の旨味が口いっぱいに溢れます。そうか、餃子って野菜をおいしく食べるものだったんだ……と、ハッとさせられました。 にんにく不使用、肉のギトギト感もないので、全然もたれない。さっぱりと何個でも食べられる、それが「沼津餃子」のスゴイところ! 「ね! 餃子って野菜がおいしいでしょ。下味をしっかりつけてあるので、酢ラー油、酢こしょう、ゆずこしょうで食べたり、しょうゆなしでもいけますよ。ぜひ、野菜の旨味をたっぷり味わってください。トマトの角切り、えび、チーズ、大葉などを加えて味変しても楽しいですよ」 早速、家でも作ってみたところ、とにかく絞る工程がないのが、何よりうれしい! これはもはや、餃子革命。これでよかったんだ……と驚きの手軽さで、餃子を作るハードルがグンと下がりました。家族にも大好評で、40個焼いたのにペロリと完食。夫から「もう市販の餃子が食べられなくなる」という嬉しい感想まで。 さらに、沼津さんの「ちょこっと漬け」で紹介した「パクチーのごま油漬け」をかけて食べると、ヤミツキ必至の危険なおいしさ! 餃子と相性抜群なので、こちらもぜひ一緒に試してほしいです。我が家ではこの組み合わせが定番になっています。 手作り餃子はみんなで盛り上がること間違いなし。暑い夏、「沼津餃子」で乾杯してみてはいかがでしょうか? 取材・文/岸綾香
沼津りえ
料理研究家、管理栄養士、調理師。料理教室『cook会』主宰。バラエティー豊かなレッスン内容が好評で、東京・阿佐ヶ谷を中心に数多くの料理教室を開催。毎年、梅漬けの教室はリピーターが多く大人気に。手軽でシンプルなアイディア溢れるレシピに定評があり、雑誌などのメディアでも活躍。著書に『いろんな味で少しだけつくる ちょこっとだけ漬けもの』(学研プラス刊)、『55分焼きたてパン 粉100gの食べきりレシピ。手も道具も汚さずパパッとかんたん』(主婦の友社)、『米粉があれば!パンもおかずもおやつも極上』(主婦の友社)、『母から娘に伝えるはじめてのLINEレシピ』(ART NEXT)など多数。HP:https://riecookcookcook.jp/ Instagram@rienumadu YouTube 管理栄養士 沼津りえの「阿佐ヶ谷夫婦チャンネル」
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