LINEヤフーが新たな進化! 新機能「Business Profile」「未認証ミニアプリ」など最新情報を公開
また新機能として、「スポンサード絵文字」が2025年4月に掲載を開始。月額3,000円でチャット機能を拡張できる「チャットProオプション」も2025年3月以降に実装予定だ。これによって、チャットログを保存するストレージの拡張や、生成AIによる自動応答が利用可能となる。
また、「LINE通知メッセージ」も利用用途を拡大する。これは友だち追加されていなくてもメッセージが届くという機能で、ユーザーにとって利便性が高いと認められた情報にのみ適用される。現在は主に決済や配達、発送などのお知らせで使われているが、今後は抽選結果、金融手続き、アンケート、クーポン・ポイントなど、通知できる内容を広げていくとしている。 ■ CX・DX:審査不要の「未認証LINEミニアプリ」を実装 続いてCX・DX領域では、「LINEミニアプリ」の大幅なアップデートが発表された。これまではサービスリリース時にLINEヤフー社による事前審査が必須だったが、審査なしでも簡単に利用できる「未認証ミニアプリ」が追加。さらに、審査を通過した「認証済ミニアプリ」では、より多くのベネフィットが得られる。今後は検索でのアクセス導線強化や、アプリ内課金、広告掲載機能などが2025年以降に追加される予定だ。
■ 広告:バリュー最適化配信、画像拡張機能の追加 広告領域では、バリュー最適化配信が可能に。LINE広告では2025年1月以降、Yahoo!広告では2025年2月以降に実装予定だ。また、クリエイティブ領域については、テキスト生成AI機能に加え、今後は画像拡張機能も提供を開始する。その他、TVerとのパートナーシップとして、インストリーム広告の連携配信テストも実施している。 ■ LINE広告とYahoo!広告のプラットフォーム統合に向けて 2023年から続くLINE広告、Yahoo!広告のプラットフォーム統合プロジェクトも順調に進行中だ。現在、LINEとYahoo! JAPANの連携済みのアカウント数は現在2,600万以上にまで伸長しており、プラットフォームを横断したデータ活用、広告配信の可能性が一層広がっている。 ┌────────── LINE広告とYahoo!広告のデータ連携により、顧客行動をより高い解像度で把握できるようになり、配信の効率化や最適化が進みます(二木氏) └──────────