最も人気なのは? J2リーグ観客数ランキング1~10位。2024シーズンの前半戦で最も人を集めたのは?
6位:ファジアーノ岡山 本拠地:シティライトスタジアム 収容可能人数:1万5479人 今季平均入場者数:8623人 ファジアーノ岡山は、ここまで1試合平均8623人の観客を動員している。2023シーズンの平均が8495人で、わずかながら上昇しているところだ。 ただ、昨季は1万人超えが7試合あったのに対して、今季はここまで2回。開幕戦の栃木SC戦(1万1431人)と、第12節の清水エスパルス戦(1万4193人)が平均を押し上げている。 今季最も観客数が少なかったのは、第19節の鹿児島ユナイテッドFC戦で5480人だった。昨季の最低は藤枝MYFC戦の4254人で、極端に観客数の少ない試合が減ったことが平均を上げている一因になっている。 岡山は現在J2で5位につけており、これから昇格を争う順位にいられれば、終盤戦はさらに観客の後押しが期待できる。2016シーズンに1試合平均1万17人の入場者数を記録した岡山は、そのときの熱気を再び呼び戻したいと考えているだろう。
5位:ヴァンフォーレ甲府 本拠地:JITリサイクルインクスタジアム 収容可能人数:1万5853人 今季平均入場者数:9248人 ヴァンフォーレ甲府は、観客動員数で昨季から大きな飛躍を遂げている。2023シーズンの平均が7485人だったが、今季前半戦を終えた時点の平均は9248人で、昨季の平均を下回ったゲームは2つしかない。 平均を大きく引き上げたのは第9節の清水エスパルス戦で、1万4268人がJITリサイクルインクスタジアムを訪れている。また、第13節の大分トリニータ戦も1万1366人が入った。 甲府の昨季の最終順位は8位で、順位が大きな違いというわけではない。ただ、2022年の天皇杯で優勝し、2023シーズンはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)に出場してベスト16進出を果たしており、クラブとして結果を残していることが、観客数増加につながっているのかもしれない。 2008シーズンからの3年間は、J2でも毎年1万人以上の平均観客数を誇っていた甲府だが、J1で過ごした2017シーズンを最後に平均1万人の大台からは遠のいている。近年の好成績で、ファンがスタジアムに戻ってきている様子だ。