最も人気なのは? J2リーグ観客数ランキング1~10位。2024シーズンの前半戦で最も人を集めたのは?
4位:大分トリニータ 本拠地:レゾナックドーム大分 収容可能人数:3万1997人 今季平均入場者数:9376人 大分トリニータは、第19節までの平均観客数が9376人で、J2で4位の数字だ。昨季の平均が9202人で、わずかに増加している。 今季の最多観客動員は、開幕戦のベガルタ仙台戦で、1万6075人がレゾナックドーム大分を訪れた。これは、大分市民を対象に6000人を無料招待したキャンペーンを実施したことも影響しているが、スタジアムに多くの観客が入ったことは確かだ。 そのほかでは、第5節の鹿児島ユナイテッドFC戦が1万1245人、第14節のV・ファーレン長崎戦が1万1508人でそれぞれ1万人を超えており、同じ九州勢との対戦で普段より多くの人がスタジアムを訪れていることが分かる。 多くの観客が訪れているからこそ気になるのはホームでの成績で、今季の大分はここまでレゾナックドーム大分で行われたリーグ戦で1勝しかしていない。ファンの声援を力にしてもっと勝ち点を稼ぎたいところだ。
3位:ジェフユナイテッド千葉 本拠地:フクダ電子アリーナ 収容可能人数:1万9470人 今季平均入場者数:9698人 J2で現在7位につけているジェフユナイテッド千葉は、1試合平均入場者数がリーグで3位の9698人だ。昨季の平均は8523人で、大きな飛躍と言えるだろう。 モンテディオ山形との開幕戦で1万1544人の観客が入ったフクダ電子アリーナは、第5節・清水エスパルス戦で1万4923人を動員した。さらに、第18節・ファジアーノ岡山戦でも1万276人が入っている。 昨季の千葉は、リーグ戦ラスト4試合の観客数が全て1万3000人を超えていた。昇格争いになってファンの応援にも熱が入った形で、その流れが継続しているのかもしれない。 千葉は現在J2で7位につけているが、リーグ戦直近7試合で5勝1分け1敗と調子は良い。昇格が狙える位置でシーズン後半戦を戦えば、2016シーズン以来の1試合平均1万人超えが現実味を帯びてくるだろう。