最も人気なのは? J2リーグ観客数ランキング1~10位。2024シーズンの前半戦で最も人を集めたのは?
8位:V・ファーレン長崎 本拠地:トランスコスモススタジアム長崎 収容可能人数:2万258人 今季平均入場者数:6868人 V・ファーレン長崎は、今季前半戦の1試合平均観客数が6868人だ。昨季の平均は7300人で、432人の減少となっている。 ここまで長崎は、ホーム開幕戦のベガルタ仙台戦と、ゴールデンウィーク開催のブラウブリッツ秋田戦で1万人超の観客が入った。開幕戦とゴールデンウィークの1万人超は、相手こそ違うものの昨季と同じ流れだ。昨季はここからシーズン終盤にかけて観客数が増えていった。 長崎は現在2位につけており、シーズン後半戦は昇格を目指してファンの応援にも熱が入るはず。そして何より、10月から新たな本拠地「ピース スタジアム」への移転を予定しており、シーズン終盤に向けて盛り上がりそうだ。 新スタジアムで昇格を決めてJ1に復帰となれば、クラブにとってもファンにとっても理想的なシナリオだろう。昨季の平均入場者数を超えることは十分に可能だろう。
7位:モンテディオ山形 本拠地:NDソフトスタジアム山形 収容可能人数:2万638人 今季平均入場者数:8173人 モンテディオ山形は、今季ここまでのホームゲームで1試合平均8173人の観客動員数となっている。2023シーズンの平均が8318人で、わずかな減少だ。 平均を下げているのは、藤枝MYFC戦(5616人)のほか、鹿児島ユナイテッドFC戦(6448人)、愛媛FC戦(6286人)と、地理的に遠いクラブとのゲームが多い。昨季1万人を超えたジェフユナイテッド千葉戦やベガルタ仙台戦はこれからのため、シーズン後半戦で観客数の巻き返しが期待できる。 ただ、チームの順位も重要な要素になるかもしれない。2023シーズンは、低迷した前半戦で観客数が8000人を超えたのが3回のみで、調子を上げた後半戦に多くの観客が訪れていた。 今季の山形は現在14位と苦しんでいる。これから順位を上げると同時に、多くの観客を呼び込みたいと考えているだろう。