【WAVE】スターダム・上谷沙弥 レジーナ初防衛も大流血で「アンハッピーニューイヤー」
女子プロレス「スターダム」のワールド王座を保持する〝闇に落ちた不死鳥〟上谷沙弥(28)が、「WAVE」の頂点を守り切った。 昨年末のスターダム両国大会で団体最高峰・ワールド王座を初戴冠。王座戦から3日後の元日にはWAVEV新宿フェイス大会で狐伯を迎え撃った。 試合開始のゴングが鳴ると、狐伯に握手を求められた上谷はお決まりのあっかんべーで挑発。序盤から狐伯を客席に投げ飛ばし場外戦に持ち込むと、南側のテーブルからプランチャを放った。完全にペースをつかんだ上谷は攻めの姿勢を貫き、胴締めスリーパーで締め上げた。 だが8分過ぎ、セコンドに来ていたヘイトのリーダー・刀羅ナツコのイス攻撃が誤爆し、額から大流血。顔面を真っ赤に染めたが雪崩式フランケンシュタイナーを炸裂し王者の意地を見せつけた。 さらに狐伯をレフェリーにぶつけ排除。無法地帯をつくりあげると、セコンドも介入しやりたい放題だ。最後は旋回式スタークラッシャーでトドメを刺し3カウントを奪った。 試合後にはマイクを持った上谷が「おい狐伯どうだ? 史上最悪の始まりだろ。お前WAVEの顔なんだろ? 悔しかったらまた挑戦してこいよ」と嘲笑い「こうなったらWAVEの選手片っ端から潰していくしかないでしょ!」とWAVE全選手に宣戦布告だ。 すると宮崎有妃から指を舐められる歓迎をされ絶叫。「アイツらヤバいから桜花お前が私とやれ!」とレジーナ初代王者の桜花由美を逆指名した。桜花も「初代レジーナの私とやりたいの? じゃあ3月2日の後楽園。あと2か月後、初代レジーナの体型に戻ってやりましょう」と受諾。 桜花と額を突合せた上谷が「現レジーナチャンピオンの上谷沙弥様を堪能させてやるよ! 手加減しねえからなクソババ!」と吐き捨てると大乱闘になった。 バックステージに現れた上谷は「元旦から血のシャワーかよ! アンハッピーニューイヤーだな。これでWAVEにとっても狐伯にとっても史上最悪な元旦になったんじゃないかな。ハハハ!」と高笑いした。 元旦からWAVEを血の海にした極悪クイーンが、2025年のマット界に地獄を見せる。
木元理珠