【2歳馬情報】グランプリホースの妹が札幌の新馬戦に登場!
◆7月27日のデビュー予定馬 ●新潟芝1400m カルミアクラウン(牝、サトノクラウン×ライラプス、栗東・吉岡厩舎) 母はクイーンC勝ち馬。半姉プロクリス(4勝)、おじフサイチリシャール(朝日杯FS勝ち馬)。1週前の追い切り(以降も時計は主に1週前のもの)は坂路で52秒0-11秒8と、12秒を切った終いの時計を特に評価したい。 カロローザ(牝、ナダル×エスティタート、栗東・松永幹厩舎) 母は5勝、シルクロードS2着。追い切りはCW82秒7-11秒6。「前向きでスピード感ある走り。距離はマイル前後が合うイメージ。成長力ある血統だけど、仕上がりも早く、2歳戦から活躍が期待できる」と記者の話。鞍上は戸崎騎手を予定 エニグマティーク(牝、モーリス×ヴェルスパー、栗東・小崎厩舎) 母は3勝。近親ディープインパクト(GⅠ7勝)、ステレンボッシュ(桜花賞勝ち馬)、レガレイラ(ホープフルS勝ち馬)。追い切りはCW6F82秒1-11秒4。2週前から大きく時計を詰めている。 バレドラパン(牝、モーリス×クードラパン、美浦・奥村武厩舎) 母は4勝、フェアリーS4着。おじグランシルク(京成杯AH勝ち馬)。追い切りではウッド5F68秒5-11秒8をの時計マーク。鞍上はルメール騎手の予定。 ●新潟ダート1200m リッスンクロース(牝、ルヴァンスレーヴ×セレナズヴォイス、美浦・林厩舎) 近親シングザットソング(フィリーズレビュー勝ち馬)。追い切りは終い重点にウッド5F69秒6-11秒2の時計が出ている。 ●札幌芝1500m ヒシアマン(牡、モーリス×アシュリン、美浦・堀厩舎) 母は3勝。近親エクセラントカーヴ(京成杯AH勝ち馬)、コレクターアイテム(アルテミスS勝ち馬)。1週前に出した美浦ウッド6F82秒2-11秒3は、先日の函館2歳Sを勝った同厩サトノカルナバルに匹敵する時計で、期待は高まっている アルテヴェローチェ(牡、モーリス×クルミネイト、栗東・須貝厩舎) おばクルミナル(桜花賞2着、オークス3着)、おじピオネロ(シリウスS2着)。2週前のCWの追い切りは、6F80秒6-11秒3の好時計で、ジェゼロ、ショウナンバルドルのセレクトセール3億円馬2頭に先着。活躍率の高い須貝厩舎&大野オーナーのラインという点でも注目。 アルハイルフォート(牡、Frankel×Wadyhatta、栗東・高野厩舎) 半兄Santiago(アイルランドダービー勝ち馬)。坂路55秒5-12秒3の時計が出ている。鞍上は北村友騎手の予定。 セラトーン(Saxon Warrior×シェイリーン2、美浦・尾関厩舎) 母はドイツG2で3着。2、3週前は美浦ウッド6F63秒台、1週前は美浦ウッド6F82秒6-11秒5の好時計と、速めの時計を連発している。鞍上は横山武騎手の予定。 ◆7月28日のデビュー予定馬 ●新潟芝1800m ディアナザール(牡、ロードカナロア×ドナウブルー、栗東・斉藤崇厩舎) 母は重賞2勝。半姉ドウナデルタ(6勝、阪神牝馬S3着)、おばジェンティルドンナ(G1を7勝)。時計はCW6F81秒4-11秒5。「均整の取れた好馬体。スピードに加えて瞬発力も感じさせ、良血らしく両親から良さを受け継いでいる印象。距離も2000mくらいまでは問題なさそう」と記者の話。鞍上は団野騎手の予定。 カラマティアノス(牝、レイデオロ×ダンサール、美浦・奥村武厩舎) 母は3勝。おじサトノフラッグ(弥生賞勝ち馬、菊花賞3着)、おばサトノレイナス(桜花賞、阪神JFともに2着)追い切りはウッド5F66秒7-11秒4。2週前から大きく時計を詰め、上昇が目立つ。鞍上は川田騎手の予定 ●新潟芝1600m ルージュレアリーズ(牡、レイデオロ×ラストグルーヴ、栗東・福永厩舎) 半兄レッドモンレーヴ(京王杯SC勝ち馬)、ランフォザローゼス(重賞2着3回)、おばアドマイヤグルーヴ(エリザベス女王杯2勝)、おじルーラーシップ(香港クイーンエリザベス2世C勝ち馬)。1週前は坂路56秒4-12秒4だが、2週前はCWで6F80秒9の好時計。 「華奢なシルエットで小柄な馬体だが、とにかくフットワークが軽快。ウッドチップでもそれなりに動けるが、実戦の芝に行ってこそのタイプ。開幕週の綺麗な馬場は向いている」と記者の話。鞍上は戸崎騎手を予定。 ダンケルド(牡、ミッキーアイル×カレドニアレディ、美浦・森一厩舎) 半姉ラヴスコール(フェアリーS3着)、スコールユニバンス(4勝)。追い切りはウッド5F67秒3-11秒6。2週前にも同じような時計が出ており、順調に進んでいる。鞍上は川田騎手の予定 ●札幌芝1800m ファイアンクランツ(牡、ドゥラメンテ×カラフルブラッサム、美浦・堀厩舎) 母は3勝。半兄コスタノヴァ(現7戦5勝)、リレーションシップ(現平地4勝、障害1勝)。1週前は美浦のウッドで5F65秒6-11秒5。2週前も美浦ウッドで6F80秒台と好時計をマークしている。なお状態によっては、翌週に回る可能性もある。 ロパシック(牝、エピファネイア×ツルマルワンピース、美浦・大竹厩舎) 母は3勝、阪神JF5着。半兄ブラストワンピース(有馬記念勝ち馬)、半姉ホウオウピースフル(フローラS2着)。函館の芝で5F67秒台、1F11秒台半ばの時計をマークしている。鞍上はルメール騎手の予定。
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