「TOSHIMA STREET FES.2024」が閉幕。豊島区の高際区長「来年も池袋にSTREET FESを見に来て」
フェスの実行委員長を務めた鴇崎魚彦氏は「最初に一言。本当に晴れて良かったです。ありがとうございました」と笑顔を見せ「“池袋でいろいろなヒップホップのカルチャーがミックスして温かくなるようなフェスができたらいいね”という夢みたいな話をしていたら去年できて、それがもっともっと大きくなって2年目を迎えることができた。昨日は水たまりができるくらい、今日はピーカン。ドラマのような2日間でした。この2日間を作るために僕らは半年間、ラッパーとダンサーとライターさんたちと準備してきた。ちょっと思ったのが、ストリートカルチャーで出演している僕らもそうですし、見ているお客さんたちもこんなに楽しくて心が温まるフェスって多分ないんじゃないか、ここが一番なんじゃないかなと思いました。なぜかというと、ストリートと街は近い。街を作るのは人。見ている人たちがすごく温かくて、出演する人がまじで最高だから、このストリートカルチャーがもっともっと上がっていけるんじゃないかと思う。それが豊島区がストリートカルチャーの聖地になるというゴールなんじゃないかと今日思いました。もっともっとこのカルチャーを受け取って、そしてつないで一緒に広げていければと思います。3年目もやっていくんで皆さん応援してください」とこのフェスの意義を語り、さらなる発展を誓った。
同フェスは昨年から開催。ブレイクダンス、パルクール、ヒップホップミュージックアートといったストリートカルチャーのさまざまな催しが行われた。今年は初日のオープニングで、豊島区教育委員会放課後対策課の事業で豊島区立中学校の生徒であれば誰でも参加できる「としま地域クラブ/ブレイキン」の中学生たちがブレイクダンスのショーケースを披露。また2日にはアニソン、ボカロといったAPOP楽曲を使った即興の2on2ダンスバトル大会「HOOK THE RAW」の開催されるなど、アニメ・マンガ・コスプレの聖地としての池袋を改めて強く印象づけた。