築44年、団地の「台所」が変わった。お気に入りの空間にするためにやったこと5つ
住み替えや移住で増えている、団地暮らしという選択。築年数が古く、不便なイメージがありますが、工夫次第で快適に過ごせます。築44年の3DK団地で、3人暮らすなかさん(38歳)は、団地歴3年。「料理は好きじゃないですが、キッチンはお気に入りスペースです」と話すなかさんに、台所を好きな場所にするためにやったことを聞きました。 【アフター】お気に入りのキッチン
食器棚を捨てて、見せるキッチンに
一人暮らし時代からずっと同じ食器棚を使っていました。サイズも形も微妙・出し入れもしづらく、愛着の湧かない食器棚だったというのもあり、引っ越しを機に新しくしようと考えていました。 団地のキッチンは、収納スペースが今より多く、下見したときから、「これは今使っている食器棚が捨てられる!」とイメージが湧いていました。 とくに、レトロな雰囲気感じる引き戸の収納スペースは食器を置くのにピッタリだと思いました。 今は使い勝手を考えて、引き戸を外したことで、食器も出し入れしやすくなりました。見せる収納がキッチンの雰囲気を高めてくれてお気に入りです。
蛇口周りにリメイクシートをはる
キッチンの蛇口周りは、元々銀色に輝くステンレスでした。そんなステンレスの欠点だったのが、水アカ模様が目立ってしまうこと! 水アカが気になってしまい、毎日ふき上げていましたが、それが私にとっては手間でしかなく、このプチストレスを解消すべくリメイクシートをはることにしました。
●材料は全て100円ショップでそろう
リメイクシートをはったことで水アカが目立つことがなくなり、毎日のふき上げ作業から解放! リメイクシートはセリアで購入しました。木目の柄がキッチンに温かみが増し、よりお気に入り空間になりました。
引き出しには「クリップ」をストッパーに
古キッチンの困った点、それは「引き出しにストッパーがない」こと! 軽くストップがかかることが一切ないので、引き出しが抜けて中のものが落ちてしまわないように「引きすぎ注意!」と、開けるたびにドキドキしていました(笑)。 引き出しの奥側には、ものを入れないようにしていたので、収納スペースを活用しきれず残念に感じていました。 そんなとき、SNSで見たクリップを使ったアイデアを参考に、キッチンの引き出しの奥側にダブルクリップを取りつけることでストッパーになったのです! それからは引き出しが落ちる心配もなくなり、今では奥側までものを入れることができました。