モビリティリゾートもてぎ、トライアル日本GPで持続可能なモーターサイクルスポーツ目指す植樹活動を実施
モビリティリゾートもてぎは5月16日に、FIM(国際モーターサイクリズム連盟)の主催する「FIM KiSS プログラム」の一環として『RIDE GREENキャンペーン』を実施。場内で植樹を行ない、持続可能なモーターサイクルスポーツを目指す活動を進めた。 FIM KiSS プログラムはFIMが推進する「社会・環境・経済」の3つの柱をテーマにした取り組みを実践するモノ。KiSSは「Keep it Shiny and Sustainable」の略で、持続可能なモーターサイクルスポーツを未来に繋げていくことを目的としている。 5月18~19日にかけてはトライアル世界選手権の日本GPがモビリティリゾートもてぎで開催されたが、それに先駆けて、RIDE GREENキャンペーンが行なわれた。 このキャンペーンでは、トライアル世界選手権の日本GPで使用される使用されるセクション内に苗木を植樹。今回は日本の国蝶であるオオムラサキなどの蝶には欠かせない樹木としても知られている榎(えのき)を植樹した。モビリティリゾートもてぎは「榎の植樹を通して、ハローウッズの森における生物多様性を保全していきます」としている。 植樹活動にはトライアル世界選手権を17連覇しているホンダのトニー・ボウ、そしてTrialGP Womenクラスからはエマ・ブリスト、TrialGP2クラスからビリー・グリーン、そしてホンダの監督である藤波貴久、モビリティリゾートもてぎ総支配人の嘉門順也が参加した。 なお今回苗木が植えられたのは、セクション5・6内。記念のステンレス製プレートも設置された。 FIM環境大使でもある藤波は今回の活動に際し、次のようにコメントを寄せた。 「トライアルという競技は自然と一緒に行なうスポーツであり、日頃から常に環境に対して気を配っています。このような植樹イベントを通じて未来と繋がる取り組みができることを本当に光栄に思います」
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