ピアストリがルクレールの猛追しのぎアゼルバイジャンGP優勝&マクラーレン首位浮上!終盤サインツ&ペレス接触の波乱も…角田裕毅は序盤リタイア|F1
2024年のF1第17戦アゼルバイジャンGP決勝が現地時間15日行われた。現地バクーは晴天、ドライ路面で決勝開始時刻を迎えている。 ●【動画】アゼルバイジャンGP終盤、表彰台を争っているサインツとペレスがまさかの接触 多くのドライバーが第1スティントにミディアムを選択。角田裕毅もミディアムを装着した。 レースがブラックアウトとなり、大きな混乱はなく各車ターン1へと入っていく。チャールズ・ルクレール、オスカー・ピアストリ、セルジオ・ペレス、カルロス・サインツの順番で2周目に入った。 角田は序盤11番手にいたものの、ターン4でランス・ストロールに当てられてカウル右が損傷した状態となり、5/51周目には16番手までポジションを落としてしまった。 10/51周の時点でトップはルクレール。3.5秒差で2番手ピアストリ、そこから2秒差で3番手ペレス、その3秒後方にサインツ、その4秒後ろにマックス・フェルスタッペンと、上位勢も間隔が開く状況となった。 6番手ジョージ・ラッセル、7番手アレクサンダー・アルボン、8番手フェルナンド・アロンソ、9番手ランド・ノリスと続き、デグラデーションが大きいことから、10周目を過ぎたあたりからピットへと入るドライバーが出てくる。
角田はミディアムからハードにつなぐも、ペースが上がらず18周目には無念のリタイアを選択。前レースのイタリアGPから連続でのDNFとなってしまった。 上位勢はほとんどがミディアムを選択したこともあり、ほぼ折り返しとなる25/51周目にはハード勢を除いてピットインを一通り終えた形に。この時点でトップはピアストリ、僅差で2番手ルクレール、その争い見ながら1秒後方で3番手ペレスがスキをうかがうという三つ巴の戦いに。4番手サインツはペレスから10秒後方とかなり開いた状況となった。 王者フェルスタッペンはペースが上がらず、7番手を走行。前の第1スティント組、アレクサンダー・アルボンとランド・ノリスにフタをされる形になっている。 バクーはクラッシュなどによりセーフティーカーの出る確率が多いトラックとして知られるも、今回はそのようなアクシデントはなく、第1スティントのハード勢はロングスティントとなる。何も起こらないことから、ピットインのタイミングを見計らう手詰まり状態が続いた。
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