【MLB】 “有望株の祭典”フューチャーズ・ゲームはナ・リーグ有望株が勝利 レッズの19歳・コリアーがMVP
【ナ・リーグ有望株6-1ア・リーグ有望株】@グローブライフ・フィールド
日本時間7月14日、若手有望株によるオールスターであるフューチャーズ・ゲームが開催。今年はナ・リーグがア・リーグを6対1で下した。ナ・リーグは3回に7番キャム・コリアー(レッズ)が右中間にソロ本塁打を放って1点を先制。4回にも押し出し四死球と犠牲フライで3点を加えると、6回にはドレイク・ボールドウィン(ブレーブス)がダメ押しのソロ本塁打を放って突き放した。ナ・リーグは剛腕揃いの投手陣が7回を1失点に抑えてそのまま6対1で逃げ切り。先制弾を放ったコリアーがMVPに選出された。 【動画】レッズの19歳・コリアーの先制弾(MLB.comより) 3回、ナ・リーグは7番コリアーがグローブライフ・フィールドの深い右中間に先制ソロを突き刺す。評価されてきた高い打撃センスを大一番で発揮し、ナ・リーグに先制点をもたらした。ナ・リーグはその後、ア・リーグ3番手ノア・シュルツ(ホワイトソックス)の乱調に漬け込み、6番ドリュー・ジョーンズ(ダイヤモンドバックス)が押し出し四球を選び、8番エイダン・ミラー(フィリーズ)は押し出し死球、さらに9番ボールドウィンの犠牲フライで3点を追加した。 ア・リーグは8番ジェイソン・チョーリオ(ガーディアンズ)のタイムリーで1点を返したが、ナ・リーグ投手陣の前に沈黙。全員が『MLB.com』のTop100プロスペクトに名を連ねるナ・リーグの投手陣は、ア・リーグ打線を散発の5安打に封じた。その後もナ・リーグはボールドウィンが2打点目となるソロ本塁打を逆方向に放ってダメ押しに成功。6対1で逃げ切って、2年連続でナ・リーグに勝利をもたらした。 MVPに輝いたのは先制弾を放ったナ・リーグのコリアーだった。現在19歳のコリアーは2022年ドラフト1巡目でレッズに入団。高い打撃センスと流麗なスイングで、ラファエル・デバース(レッドソックス)とも比較される逸材だ。今日放った一発は打球初速約169キロ、飛距離約125メートルでMLB全30球場中29球場で本塁打になるメジャーリーガー顔負けの本塁打だった。
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