なぜ本田圭佑はリトアニアのFKスドゥバへの電撃移籍を選択したのか…その新天地のサッカーレベルは?
東京五輪代表チームのオーバーエイジ構想に割り込めなかった本田は、現役引退が脳裏をかすめた時期もあったとライブ配信のなかで明かしている。 「やめようかな、という選択肢もあったけど、あきらめが悪いというか、悪あがきしたいな、と」 ネフチで昨シーズンのリーグ戦優勝を経験したアゼルバイジャンに続いて、足を踏み入れた経験のない国へ乗り込むのは、セカンドキャリアのひとつに指導者をすえているからに他ならない。 だからこそ日本への復帰は依然として選択肢のなかになく、治安を含めたピッチ外の部分に不安を感じながらもアフリカ大陸でプレーする可能性も排除しない。 「現役を続けていくことは、監督業に生きると思っている。どこまでレベルの高いところでプレーし続けられるか。指導者視点でそう思っています」 ギラギラした貪欲さを失わずに、それでいて他と完全に一線を画す生き様も貫く。物理的にも、そして視聴環境的にも日本から遠く離れたリトアニアで本田は戦い続けていく。