ペトロナスカラーのメルセデス、初日は苦戦「意外性がある序列。RBとウイリアムズの速さに驚いた」とラッセル
2024年F1シンガポールGPの金曜、メルセデスのジョージ・ラッセルはフリー走行1=16番手/フリー走行2=7番手だった。FIAが発表したリストによると、メルセデスは今回、マシンアップデートを投入していない。 【写真】2024年F1第18戦シンガポールGP ファンの前に登場したジョージ・ラッセルのメルセデスF1 W15 シンガポールでメルセデスは、タイトル&テクニカルパートナーであるペトロナスの50周年を記念し、マシンにエメラルドグリーンのスペシャルカラーを施して走らせている。 FP2でラッセルは、ターン8でウォールにヒットしてフロントウイングを壊したが、ピットに戻って来ることができた。 ■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム) フリー走行1=16番手(1分33秒334:ソフトタイヤ/25周)/フリー走行2=7番手(1分31秒488:ソフトタイヤ/25周) チャレンジングな金曜日だった。今日はトップ争いができるペースはなかったので、その理由を理解するため、今夜ハードワークをする必要がある。昨年のここでのレースや最近数戦と比べて、今日のマシンには一体感がなかった。 上位を狙える週末にするためには、その原因を明らかにする必要がある。今夜すべてのデータを調べていけば、いくつかの答えは見つかるはずだ。 タイミングスクリーンを見ると、多くの驚きがあった。ウイリアムズとRBは、最近のレースと比べて特に速そうだ。一方で、レッドブルは少し苦しんでいるように見えた。マクラーレンとフェラーリは、それ以外のチームに対して大きなアドバンテージを持っている。今週末、彼らと戦うチャンスを手にするために、やるべき仕事があるのは明らかだ。 [オートスポーツweb 2024年09月21日]