【あなたは分かる?】人口10万人当たりの「公衆浴場数」が1番多い都道府県はどこ 正解率は約2割だった
日本人にとって身近な存在の「公衆浴場」。47都道府県の中で、人口10万人当たりの公衆浴場数が最も多いのはどこかご存知でしょうか。 ◆【写真2枚】人口10万人当たりの「公衆浴場数ランキング」TOP10を見る 今回、4択アンケートを取ったところ、全体の約2割が知っているという事実が判明しました。 記事後半では、全国で一番公衆浴場数(人口10万人当たり)が多い都道府県の観光消費額を紹介します。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
人口10万人当たりの「公衆浴場数」が一番多い都道府県はどこ?
LIMO編集部が全国の10歳代~60歳代の男女200名を対象に、「大分県」「青森県」「鹿児島県」「富山県」の4択のうち、「人口10万人当たりの『公衆浴場数』が1番多い都道府県はどこでしょうか」というアンケートを取ったところ、全体の55%が大分県と回答。 次に多かったのが17%の青森県。そして15%の鹿児島県、13%の富山県という順番になりました。 過半数が日本有数の温泉大国・大分県と回答しましたが、はたして正解はどこなのでしょうか。
「公衆浴場数」意外な県がナンバー1だった
総務省統計局が公表した「社会生活統計指標-都道府県の指標-2024」によると、人口10万人当たりの公衆浴場数が1番多い都道府県は青森県です。気になる数は、人口10万人当たり、23か所となりました。 次に多いのは、鹿児島県の16.6か所。そして大分県の11.8か所、富山県の7.6か所という順番になりました。 TOP3は10件超え。その中でも青森県の23か所は圧倒的な数字と言えるのではないでしょうか。3位の大分県と比較しても、2倍以上多い数値となっています。ちなみにですが、全国平均は2.8か所となっています。
日本有数の温泉地として知られる青森県
人口10万人当たりの公衆浴場数が日本で1番多い青森県は、日本有数の温泉地として知られています。青森市の「酸ヶ湯温泉」や、幻想的なランプの灯りの中で入浴できる、黒石市の「青荷温泉」などがあります。 温泉地数は124か所で全国5位。湧出量は14万7024リットルで全国4位となっています。青森県の一般公衆浴場のうち、約8割が温泉を利用したものだそう。 青森県は温泉以外のスポットも数多く存在。世界遺産の白神山地や、マグロで有名な本州最北端の岬・大間崎。十和田湖から流れ出す渓流・奥入瀬渓流などが有名です。 2022年の観光入込客数は約2680万人で、観光消費額は1495億円3700万円でした。 いかがでしょうか。今回は、人口10万人当たりの公衆浴場数が1番多い都道府県について紹介しました。 ●調査概要 調査日:2024年7月1日 調査人数:200人(全国の10歳代~60歳代)
参考資料
・クロス・マーケティング QiQUMO ・青森県「青森県観光入込客数」 ・青森県「青森県の自然・住環境」
小野田 裕太