LDHのアーティスト73名が大暴れ!『LDH CLUB CHAMPIONSHIP ~PLAY 4 VICTORY~』レポート
最終競技は選抜リレー! 優勝は?
続いては7人組でやる「垣根」。今回は7人が力を合わせて行わなければならない型で、サボテンよりも苦戦が予想されたが、続々と成功。全組が成功し得点を獲得した。 ラストは10人で行うのは「ピラミッドとスフィンクス」。グッと難易度が上がり、成功した際は100点を獲得できる。 ここで「相談なんですけど……」と手を挙げたのが「中目黒リュージーズ」のGSだ。リュージーズはいつもトップバッター。後のチームは、前のチームがやっているのを見てコツを掴んでいるはずなので、順番が後ろになるにつれて優位になるのでは?ということで、ここではいつも最後だった「LDH FULL SWING CLUB」からスタート。戸惑いもあったが、陣の注目選手である武知が的確な指示を出し、見事にトップバッターから成功。 順番を最後にしてもらった「中目黒リュージーズ」も難なく成功し、ベンチにいたメンバーも出てきて全員で成功を祝った。「チームワークが素晴らしいんで!」とGSも満面の笑みを見せる。 そして、ここでメンバーには登録されていないPSYCHIC FEVERの剣が「楽しそうだから来ちゃいました!」と登場。人数が少ないゴルフ部に、ØMI の指名で入ることとなった。 競技はまだまだ続く「ダンシング玉入れ」。 参加するのは各チームそれぞれ10名。敵チームの代表者3名がカゴを背負って逃げるのでそのカゴに向かって、10名が玉を入れていくというものだ。ただ、普通の玉入れと違うのがダンスをするということ。各チーム、曲が流れたら玉入れを中断し、フィールド外でダンスをする。その間はカゴに入れるのはNG。カゴに入った玉が多かった順に順位が決まっていく。制限時間は2分だ。 カゴを持って逃げるメンバー、それを追うメンバー。さながら鬼ごっこである。 「中目黒リュージーズ」のターンでカゴを持って逃げた日高は「きついし、怖い」と顔をしかめる。鈴木昂秀も頷き「逃げるほうもやってみてほしい」という眉根を寄せた。 だが、回を追うごとにカゴ側のディフェンスもうまくなってきており、苦戦する場面も。組体操ではトップバッターが不利だったが、こちらでは逆の展開に。見事「中目黒リュージーズ」が勝利した。 最終決戦を前には2度目のハーフタイムショーが。DEEPが「君じゃない誰かなんて ~Tejina~」MA55IVE THE RAMPAGEはこの日発売のアルバム「M5V」からリード曲「Planetarium」を。 そしてDOBERMAN INFINITYの「JUMP AROUND ∞」が流れると一気に会場のテンションが上がる。さらに「Flammable」、「We are the one」で会場に一体感をもたらした。 借り物競争延長戦を挟み、いよいよ迎えた最終決戦は選抜リレーだ。各チームから8人が選抜。「NAKAME Lemon Stealerz」は、小波津志が出場予定だったが、足のケガのため急きょリーダーのSWAYが自ら出場。アンカーを務めることに。 「中目黒リュージーズ」、第一走者はELLY。「走るだけだ、それだけだ」とコメント。アンカーはこちらもリーダーの今市が。 「LDH ESPERANZA」はRIKUがアンカー。「普段のトレーニングの成果を出したいと思います!」と気合いを見せた。 「LDH FULL SWING CLUB」はひとりメンバーが足りないということで、司会の木村が助っ人として参戦。メンバーは出そろった。 最終種目ということもあり、ベンチも客席も大盛り。第一走者は「NAKAME Lemon Stealerz」古嶋滝が圧倒的なスピードを見せつけ、2位以下に大きなリードをつけて第二走者にバトンを渡した。このまま行くかと思われたが、ハプニングがつきものなのがリレー。「NAKAME Lemon Stealerz」がバトンの受け渡しがうまくいかず、2位の「LDH ESPERANZA」に距離を詰められ一気に混戦に。少しずつ距離が縮まり、逆転を許した「NAKAME Lemon Stealerz」。勝負はアンカーまでもつれ込んだが、RIKUが逃げ切り、「LDH ESPERANZA」がトップでゴールを走り抜けた。歓喜の「LDH ESPERANZA」はRIKUを胴上げ。喜びを爆発させた。 選抜リレーの1位が効いたのか、優勝したのは昨年に引き続き「LDH ESPERANZA」。2位の「中目黒リュージーズ」に60点差をつけて、見事2連覇を達成。AKIRAは「今回、若手がガッチリがんばってくれました!」とチームメイトたちを称えた。 さらに、本日のMVPも。MVPは解説のラモス瑠偉とEXILEの松本利夫が選出となるが「誰かひとりというのは難しかった」と松本。「中目黒リュージーズ」のKAISEIがMVPへの望みをつなぐように祈っていたが、選ばれたのはバースデーボーイのSUZUKI。本当に意外だったのか、驚きの表情を見せる。 SUZUKIには画家の青山哲士先生直筆の似顔絵を後日プレゼントされることに。「びっくりした!」と言いながらも「最高の誕生日になりました!」と笑顔を見せた。 約4時間にわたるイベント。お祭りとも言えるイベントには笑顔があふれ、「CL 4th Anniversary Special Week」に華を添えた。 イベントの最後には、各グループが自身の番組をアピール。ファンにとっては最高のプレゼントが詰まった1週間になりそうだ。 取材・文/ふくだりょうこ