元人気V系バンドのボーカルが死去 胃腺がんで半年間闘病の末 ペニシリン・千聖絶句「若すぎるだろ」
ビジュアル系ロックバンド「Wizard」のボーカル、カイトさんが10月27日に死去していたことが4日までにわかった。カイトさんのX(旧ツイッター)で訃報が発表された。死因、享年は公表されていない。 【写真】在りし日のカイトさん(Xから) 「カイトに関わってくださった全ての皆様へ 2024年10月27日朝、約半年間の闘病生活の末、カイトは永眠いたしましたことをここにご報告させていただきます。葬儀、告別式などは近親者のみで執り行いました。関係者の皆様、ファンの皆様、今までカイトを支えてくださり本当にありがとうございました」と報告した。 カイトさんは今年6月、「本日、ステージ4胃腺がんの診断を受けました」と、がんを患っていることを公表。「肝転移、腹部リンパ転移などで切除不能がんとのこと。2週間後ぐらいから抗がん剤治療になるのかな。やっちまったなぁといった感じですが、ポジティブに治療していきたいと思ってます」と転移も判明する中で前向きに治療に取り組む心境をつづっていた。 最後の投稿となった10月12日には「経過としてはよくないです」とし、「胸水がひかなかったので27日~11日まで入院してました」と近況を報告していた。 Wizardは2004年結成。08年にメジャーデビューし、コアなファンを中心に人気を博したが13年に解散していた。 訃報に、ロックバンド「ペニシリン」のギタリスト・千聖が「カイトくん、若すぎるだろ。歌も上手くて良いやつだった」と惜しむ声を寄せたほか、「私の青春でした」「青春時代を豊かにしていただきありがとうございました」「どうか安らかに 他に言葉が見つかりません」などと悲しみの投稿が相次いだ。