熱中症対策のドリンクは「スポーツドリンク」「経口補水液」どちらがいい? 医師が解説
編集部まとめ
熱中症予防対策の飲み物は、水1リットルに塩分1~2gと糖質30gを目安に調整すると手作りできるとのことでした。熱中症予防目的には、塩分0.1~0.2%と糖質3~8%の飲み物だと水分・塩分の補給に最適とされています。ただし、涼しく快適な環境で汗をあまりかかない方には、塩分やカフェインを含まない水や麦茶がおすすめです。また、糖尿病や血糖値が高めの人は暑熱下での作業時間短縮などの健康管理もおこない、糖質の取り過ぎに気を付けて水分補給し、熱中症を予防してください。
【この記事の監修医師】 佐藤 将人先生(SUGAR LLC) 「健康的に豊かに生きる」を理念に人的資本経営コンサルティングを手がける企業SUGAR代表医師。宮城県仙台市を拠点に、社員の心身のメンテナンスや企業の組織運営などの経営を支援する事業を展開。医学の知見を生かし肉体改造してシックスパックを達成、精神心理的知見からメタ認知的活動に従事。東北大学医学部医学科卒業、日本医師会認定産業医、中小企業診断士、労働衛生コンサルタント、日本肝臓学会専門医、日本外科学会専門医、スポーツドクター、仙台市食育推進会議委員。
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