疲れやだるさが抜けない!新年度の不調は自律神経の乱れかも!?今すぐできるセルフケアを始めよう!|Mart
新生活が始まる時季になると、なんとなくからだがだるく感じたり、気分が晴れなかったりすることはありませんか? さまざまな変化がある春は、自律神経が乱れやすく、心身の不調を感じやすい時期です。今回は自律神経を整えるセルフケア方法を紹介します。新生活による不調を感じやすい人は、ぜひ参考にしてくださいね!
その疲れやだるさ、新生活シーズンのせいかも?
新生活シーズンに疲れやだるさ、気分の落ち込みなどの不調が起こりやすいのは、自律神経の乱れが関係しています。 自律神経は、交感神経と副交感神経でバランスをとりながら、心身を正常に働かせる役割をもっています。 昼と夜の寒暖差や気圧の変化が大きい季節の変わり目には、からだを気候に適応させようと自律神経に負荷がかかるのです。 また、春は、就職や部署の異動、進学、引っ越しなど、環境が新しくなる人も多いでしょう。環境の変化による緊張やストレスは、交感神経優位の状態を長続きさせ、自律神経のバランスが崩れやすくなる原因に。 このように、気候や環境の変化により自律神経が乱れると、心身にさまざまな不調が起きてしまうのです。
自律神経乱れセルフチェック
以下は、自律神経の乱れで起きやすい不調のチェックリストです。 ・不眠(寝つけない、目覚めが悪い、日中の眠気) ・胃腸のトラブル(胃もたれ、便秘) ・慢性的な疲労感(からだのだるさ、やる気の低下) ・肩こり、頭重感 ・めまい、耳鳴り ・のどのつかえ感 ・動悸、多汗 ・食欲の低下、または過食 ・不安定なメンタル(イライラ、不安感) 新生活が始まってから上記の不調が起きている場合、自律神経が乱れているかもしれません。 これから紹介するセルフケアを試したり、必要に応じて病院を受診したりして、早めに対策しましょう。
新生活の不調に効くセルフケア
新生活の不調に効くセルフケアを3つ紹介します。 【1】ツボ押しをする ツボのなかには、自律神経を整える効果が期待できるものがあります。 ・太衝(たいしょう) ・足の甲にあるツボ。足の親指と人差し指との間を上に辿って骨に突き当たる部分にあります。精神や意識を整える作用があり、自律神経のバランスを整えるのに役立ちます。 ・風池(ふうち) ・後頭部に位置し、髪の生え際、高さは耳の中央あたりにあるツボ。自律神経の不調による頭痛や眼精疲労、耳鳴り、コリなどに効果が期待できます。 ツボを押すときは、5秒かけて鼻から息を吸いながら押し、5~10秒かけて口から息を吐き出しながら力を抜くと効果的です。 【2】湯船に浸かる 湯船に浸かると、心身がリラックスして、副交感神経が優位になりやすくなります。38~39℃のぬるめのお湯に10~15分程度浸かるのがおすすめです。 また、炭酸入浴剤を入れたりお湯の中でふくらはぎをマッサージしたりすると、血行がよくなり栄養や酸素の供給が促されるため、不調のケアに効果的です。 【3】日光浴をする 日光浴は、「セロトニン」の分泌を促します。セロトニンは、緊張や不安感の軽減、やる気のアップ、睡眠の質の向上などに役立つため、新生活の不調をケアする効果が期待できるホルモンです。 セロトニンを増やすために、朝起きたらまずはカーテンを開けて、日光を浴びる習慣をつけましょう。