【ドクターズ“逆”スクワットで運動不足解消&お腹やせ! ②】体が後ろに倒れそうになる人、高血圧、膝痛、腰痛のある人でもお腹やせOK! ドクターズスクワット
しゃがんで立つ動きを30秒続けるだけなのに、お腹やせ効果が絶大と評判なのが、整形外科医の吉原潔さんが考案した「ドクターズスクワット」。今回は、うまくできないという人や、高血圧、膝痛、腰痛がある人などにもおすすめのやり方を吉原先生に教えていただいた。
立ち上がる動きがキツい人は、膝に手を当てて行えばOK!
前回、椅子の背につかまった状態、あるいは椅子の支えなしで、しゃがんで立つ動きを繰り返す「ドクターズスクワット」をご紹介した。でも、動きがキツくてできない場合は、どうすればよいだろうか? 「筋力がない人は、しゃがんで立ち上がるのがキツいと思いますが、その場合は、手を膝に当てて立ち上がればOKです。これなら楽にできると思います」(吉原先生)
しゃがんだときに左右の手を膝に当てる。立ち上がるときに手のひらは自然と膝から離れるので、そのまま立ち上がって、しゃがむとき再び膝に当てよう。この方法なら楽にできるはず。
体が後ろに倒れそうになる人は、「椅子スクワット」から始めてみて
次に、「ドクターズスクワット」をやったときに、足首が硬いなどで、体が後ろに倒れそうになるという人向けに吉原先生がすすめてくれたのが、椅子に座って立つを繰り返す、椅子スクワット。 「椅子スクワットなら、倒れる心配なくできます。椅子の上に画びょうが置いてあるようなイメージで、ゆっくりと椅子に座るとより筋力がアップし、効果的です。まずはこの方法から始めてみて、楽にできるようになったら、椅子なしで行うドクターズスクワットにトライしてみてください」 具体的なやり方は、以下をチェック!
◆後ろに倒れそうになる人におすすめ <椅子スクワット> ①両腕を真っすぐ前に伸ばし、左右の手のひらを重ねて下に向け、椅子に座った状態から始める。足は肩幅程度に開いて、つま先をやや外側に向けよう。
②次に、息を吐きながら椅子から立ち上がる。このとき、胸を前に突き出し、目線は真っすぐ前に向けよう。次に、息を吸いながら、ゆっくりと椅子に座る。 この①②の動きを30秒繰り返そう。1日に何セット行ってもOK。