トッテナムDFロメロ、クラブは新契約締結希望も選手側の意思で進展なし?理由は移籍可能性とCL出場権と現地が指摘
トッテナムとアルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロは、27年6月まで契約を結んでいると言われている。クラブ側は選手との間で新契約締結を望んでいるものの、選手側の意思で契約交渉が進展していないようだ。英メディア『TBR』が現地時間1日に、なぜロメロが新契約締結に乗り気ではないのかその理由について報じていた。 【一覧】プレミアリーグ 2024/25夏の移籍情報 全20クラブ トッテナムに所属するロメロは、今季リーグ戦10試合に出場。チームの主力として活躍しており、アルゼンチン代表でも中心選手として今夏開催されたコパ・アメリカのタイトル獲得に大きく貢献していた。 クラブは同選手との間で新契約締結を希望しているが、選手側が乗り気ではなくここまでほとんど進展がないようだ。同メディアは、「トッテナムは、これまでロメロに新しい契約にサインしてもらおうと努めてきた。話し合いを始めようとしているが、今のところその点についてはほとんど進展がない」と、現在の交渉状況について伝えている。 そしてその理由について、CBの獲得を検討しているスペインの名門レアル・マドリードの存在を挙げていた。マドリーの最終ライン、特にCBは今夏にナチョ・フェルナンデスが退団したことにより、層の薄さが指摘されている。今夏の移籍市場においては、手薄になっている最終ライン補強のためにロメロ獲得を検討しているとの噂もあがっていた。 またUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の出場権獲得が可能かどうか、というのも同選手にとって懸念事項となっているようだ。同メディアは、「クラブはCL出場をしっかりと計画に組み込んでいるが、それを実現できるかは関係者にとって懸念事項だ。トップレベルのサッカーが提供されないため、スター選手の何人かを失う可能性があるのも事実である」と、同大会の出場権が獲得できない場合、ロメロが本格的に移籍を検討する可能性があると指摘している。
フットボールチャンネル編集部