〈秋山具義の今月のNEW麺〉「Ramen Break Beats」の3号店！ 地鶏と煮干しを味わう“鶏ニボ”ラーメン
秋山具義が注目！ 今いちばん新しい麺
「麺」と言っても、ラーメン、うどん、そばなどさまざま。いろいろな麺の新店が続々とオープンする中、「食べログ グルメ著名人」であり、自他共に認める“麺マニア”の秋山具義さんが今気になるお店へ行き、レポートしてくれました！ 今回は、人気ラーメン店の3号店です。
教えてくれる人｜秋山具義
1966年秋葉原生まれ。1990年日本大学芸術学部卒業。広告代理店I&S（現 I&S BBDO）を経て、1999年デイリーフレッシュ設立。広告キャンペーン、パッケージ、写真集、CDジャケット、キャラクターデザインなど幅広い分野でアートディレクションを行う。主な仕事に、東洋水産「マルちゃん正麺」広告・パッケージデザイン、AKB48「ヘビーローテーション」CDジャケットデザインなど。著書に「世界はデザインでできている」がある。2016年より「食べログ」グルメ著名人としても活動。J-WAVE「ALL GOOD FRIDAY」にランチのスペシャリストとして出演している。
2024年8月のNEW麺「Ramen Jazzy Beats」
あの祐天寺の大人気ラーメン店「Ramen Break Beats」が手掛けた3号店は、中目黒高架下にオープンした「Ramen Jazzy Beats」。ちなみに2号店は「Ramen Afro Beats」という名前で、ラーメン好きの人たちはこの3店を「ブレビ」「アフビ」「ジャジビ」と呼んでいるようです。
オーナーシェフの柳瀬拓郎さんはDJでもあるので、店名を見ただけで音楽が聞こえてくるようで素敵です。 今回の「Ramen Jazzy Beats」は、幻の熊本地鶏「天草大王」と数種類の「煮干し」を使った“鶏ニボ”ラーメンに特化したお店。
初めてなので、具材の全てが味わえる「特上 鶏ニボらぁ麺」をオーダーしました。セメント色のようなスープは、しっかりと煮干し感がありながら、鶏のマイルドさで舌心地も良く、おいしい。
麺は三河屋製麺の中細ストレート麺で、喉越しもよくスープにマッチしています。国産豚肩ロースの吊るし焼きスモークチャーシューと低温調理のロースチャーシューは、ラーメンの具材を超えた素晴らしい料理ですね。
