関電・八木会長と岩根社長が辞任会見(全文3)古い時代からの前例踏襲主義
どの点について一番よく分かっていると認識しているのか
毎日放送:毎日放送の【シミズ 00:49:32】と申します。よろしくお願いします。岩根社長にお伺いします。先ほど来、岩根社長は今回、社長職に残るというところの理由の1つに、一番この事案についてよく分かっているというふうに発言をされているんですけれども、どういった点について一番よく分かっているというふうにご認識でしょうか。 岩根:少なくとも調査、報告書の作成も私が指示してございますし、調査報告書以降のさまざまな判断プロセスに関わってございますので、やはり私が一番よく知っているというふうに考えてございます。 毎日放送:一方で八木会長は今日をもって退任されるということなんですけれども、八木会長と同じように社長職を退いて第三者委員会の調査に協力をするという形はできなかったんでしょうか。岩根社長にお伺いします。 岩根:やはり経営責任を、これだけやっぱり社会の皆さま、お客さまにご迷惑をお掛けして、やはり基本的には辞任を2人ともするというのが基本でございますけども、先ほど申し上げたような徹底的な第三者委員会の調査に協力すると。それをリーダーシップを出してやるということで私が残らせていただいたということであります。八木については引き続き第三者委員会の調査に協力するよう、私が業務を委嘱しております。 毎日放送:最後、少し細かい点になるかもしれないんですけども、岩根社長が第三者委員会の調査結果の報告が終わったタイミングで社長を退くということなんですけども、その場合に、もしかしたらこれは質問が出たかもしれませんが、退職金は受け取るというふうに考えておられるんでしょうか。 岩根:もうすでに退職金規定は相当前に廃止しておりまして、私が役員になったときには退職金という、もうそういう制度はございませんでしたので、制度上、私には退職金というものは生じません。 毎日放送:ありがとうございます。 司会:よろしいですか。ほかの方いかがでしょう。じゃあそこの方、はい、どうぞ。