豊島区と同区を本拠地とするバスケット、サッカー、ストリートダンスの3チームが連携協定締結。今後はホームゲームの開催も
豊島区が12月12日、豊島区本庁舎で、同区を本拠地とするスポーツチームであるIKEBUKURO DROPS(3人制バスケットボール)、エリース東京FC(サッカー)、SEPTENI RUPTURES(ストリートダンス)の3チームと「豊島区をホームタウンとするスポーツチームとの連携協定」の締結式を行った。 この取り組みについては今月2日に行われた高際みゆき区長の会見で発表されている。 締結式には高際区長、IKEBUKURO DROPSを運営する株式会社Blue Oceanの清水将成代表取締役、中村友也選手兼ヘッドコーチ、エリース東京FCを運営する株式会社エリース東京の平井聡代表取締役COO、ソン・ホギョン選手、SEPTENI RUPTURESを運営するPERF株式会社の柳裕貴代表取締役、AYUMI選手が出席した。 冒頭、高際区長は今回の協定について「この素晴らしい3チームとホームタウン協定を結べることとなった。これまでもこの3チームとはチーム豊島を通じて連携させていただいてきた。豊島区は今、特に子供たちに体を動かす楽しさ、運動神経のいい子も悪い子も、障害がある子もない子も、スポーツでどんどん幸せな気持ちになってほしい、自分の可能性の扉を開いてほしいと思っているので、今日のこの3チームとの連携は本当に心強く思っている。今日は子どもに関わる部署とスポーツの部署が来ているが、この協定は全ての部署で連携できるもの。例えば福祉の障がい者や高齢者の部署、街づくりをやっている部署とも連携できると思う。全ての部署が提案していこうということも共有している」などと子どもに限らず幅広い世代や分野においての連携を期待した。
この3チームはこれまでもスポーツ教室の実施、地域イベントへの参加といった形で豊島区に貢献してきたのだが、今後はこれまで以上に区との連携を強化し、スポーツの力で街全体をさらに盛り上げていくことになる。 また今回の協定で実現する新たな取り組みとして挙げられるのがホームゲームやホームタウンイベントの実施。 高際氏は「今月3日に閉会した区議会定例会で、今回、協定を結んだチームが区の施設でホームゲームをやっていただけるように条例の改正をした。今までは区が主体のものでないとなかなかできなかったので。そしてその第1弾がIKEBUKURO DROPSさんの2月1日、雑司が谷体育館でのホームゲーム。私も時間を取って最初から最後まで見ようと思っている。ド迫力のトップレベルの試合が見られるので、多くの親子に来てもらいたいなと思っている。さらにそこにエリース東京FCさんとSEPTENI RUPTURESさんが協力して、この3チームで第1弾のホームゲームを盛り上げてくださるということで、それも楽しみにしている」などと語った。