心を落ち着かせる効果があり、インテリア初心者向きとされる「ブルー」。実際に狭い部屋の壁に塗ってみると
花と花瓶、そして色のある暮らしを提唱するインフルエンサーのSmithさんが、推し活に欠かせない「推し色」のあるインテリアを提案する連載「推し色インテリア」。 カラーコーディネート術やお花の飾り方に加え、smtihさんが今注目している家具や雑貨もリコメンドしてもらいます。 【写真集】ブルーを取り入れてリラックスできる部屋をつくる方法 今回のテーマはブルー。空、海、ビーチパラソルのストライプなど「ブルー」は夏のイメージがある色。 夏の終わりの休日、早い時間からお風呂に入って、涼しい部屋でお酒を飲んでのんびり過ごすのも素敵な過ごし方。そんな時間が好きなので、リラックス感のあるお家リゾートをイメージしてブルーのコーディネートを組み立てました。
ブルーは万能カラー。静かに過ごしたい場所にぴったり
壁に塗ったブルーのペンキは、カラーワークスのHip「ハイデッキブルー」。深みのあるミルキーなカラーで、上品なブルーです。 ブルーはまさしく「包容力のある色」。どんな色とも合わせられる万能なカラーだと思います。ただし、トーンを合わせることはお忘れなく。 寒色なので、冬に使用すると寒い印象になってしまうことも。合わせる雑貨などで暖色を取り入れて、中和させるのがよいでしょう。 ブルーは色彩心理的にも、心を落ち着かせる効果があるとされる色なので、寝室や書斎などの静かに過ごしたい場所に使うのがおすすめです。
夏を思い起こさせるヴィンテージのフラワーベースたち
まずお花を紹介しましょう。ブルーと相性のよいピンクやパープル系です。ガーベラやバラ、ランといったスタンダードなお花に、和の要素を少し入れたかったので、リンドウやクレマチスをセレクト。 リンドウは花のつき方がとてもかわいいので好きなお花です。 クレマチスは帽子のような形の花が愛らしく、存在感があります。ラインがおもしろいので、すっと垂れるように飾るとアクセントになっておすすめです。 今回の花瓶は全て私物のヴィンテージアイテム。 ソフトクリームのような形の花瓶、風鈴のような丸みのある花瓶、金魚鉢のような花瓶、カクテルグラスのような花瓶、どれも夏の風物詩を連想されるような形のものを選びました。 実は、段差があるデザインの花瓶は使い勝手がいいんです。内側で花を引っ掛けられるので生けるときに動きを出しやすくなります。それに、種類によっては水が浅い方がよいお花もあるので、異なる花を1つの花器に生ける時にも活用できます。