【現役ドラフト】ソフトバンク吉田賢吾、引っ越して20日足らずの通告「2年連続活躍」大竹&水谷に続く
現役ドラフトで日本ハムへの移籍が決まったソフトバンク・吉田賢吾捕手が9日、みずほペイペイ内の球団事務所を訪れ、対象選手となった旨を通告された。取材に応じた2年目捕手は「結果を出すことが、この世界では大事なこと。このきっかけをチャンスだと思いたい」と気合の表情を見せた。 【現役ドラフト】移籍選手一覧 22年の大竹(現阪神)、昨年の水谷(日本ハム)と“安心のソフトバンクブランド”の選手が、現役ドラフトからブレイクを果たしている。「2年連続、現役ドラフトで出た選手が活躍している。(日本ハムは)雰囲気がとても良くて同世代の選手が活躍されている。それこそ水谷。先日、水谷と渡辺陸の結婚式で会って話をした。話を聞いただけでワクワクする球団」と胸を躍らせた。 一方で「引っ越してまだ20日たってないくらい」と福岡・筑後市の選手寮を退寮し、独り暮らしを始めて3週間足らずであると明かした。この日も横浜市の実家に帰省する予定で、カーフェリーを予約していた。「まだキャンセルしていない。きょう帰れるか分からない」と苦笑いを浮かべた。 今季は7試合でDHとしてスタメン出場。プロ初安打を含む5安打をマークした。2軍では本業の捕手ではなく、一塁を中心に出場。「(秋季)キャンプで少し体が忘れないように(捕手の)練習もしていた」。郡司、マルティネス同様“捕手もできる内野手”として北海道のファンの心を揺さぶるつもりだ。
報知新聞社