松山英樹のクラブのこだわりを100%サポート! アメリカで"ツアーレップ"として活躍する宮野敏一さんに「一週間の仕事」を聞いた
選手が勝つだけでも物が売れるだけでもダメ
「毎週、クラブを調整していますが、それはメジャーに照準を合わせているからです。メジャーではクラブを信頼した状態で挑んでほしい。できればメジャーで使うクラブは前の週にバッグインしている状態を作っておきたいと思っています。でも、これはあくまでも理想。実際に松山プロが優勝した2021年のマスターズのときも、使っていたのは火曜日に作ったドライバーでしたから。 松山プロはコーチを付けるようになってからスウィングだけでなく、いろいろ変わりました。とくにドライバーの好み。この3、4年くらいで、つかまるドライバーが好きになってきています。 ツアーレップとしてのゴールは担当する選手が成績を残すことはもちろんなのですが、やっぱり物が売れることも大事だと思っています。売れるだけでもだめだし、選手が勝つだけでもだめで、その両方をつなげて売れるニュースにしていかなければいけないと思っています。 クラブ作りのスピードだったら誰にも負けない自信がありますが、一番大切にしているのは準備。これが結構大変なんですよ。コースや天候、選手からの急なリクエストなどに常に備え、何が起きるか、どこら辺までのことが起こるかを想像して準備する力も他の人に絶対負けないと思っています」 === 週刊ゴルフダイジェストの2024年5月7&14日合併号では宮野さん以外にも長年、ツアーレップとして活躍している横浜ゴムの中村好秀さん、キャロウェイゴルフの島田研二さんにも話を聞いている。週刊誌かMyゴルフダイジェストをチェック! ※週刊ゴルフダイジェスト2024年5月7&14日合併号「”ツアーレップ”という仕事」より
週刊ゴルフダイジェスト
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