井上尚弥に魅力的な試合開催地は? レジェンドが力説「中東ならファイトマネー15億円」
ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31=大橋)が、IBF&WBO同級1位サム・グッドマン(26=オーストラリア)との防衛戦(12月24日、東京・有明アリーナ)を控えるなか、早くもモンスターの来年の動向に注目が集まっている。 日本ボクシング界のレジェンドで、元WBA世界ライトフライ級王者・具志堅用高氏(69)は、ユーチューブチャンネル「具志堅用高のネクストチャレンジ」の中で井上の防衛戦の行方を予想。「(グッドマンは)怖い選手じゃない。一発のパンチはないみたいですけどね。ただ、終盤に強いかな。スタミナもあるよね。だから井上が倒す、KO勝ちは前半じゃないかと思うんだよね」「(グッドマンの試合は)何試合か見たんだけど、パンチをもらいますよね。ガードが低い時もある。(井上が)早い回のKO勝ちもある」と占った。 また、来年の対戦が有力視されるムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)についても言及し、「強いよ。次はしなくちゃいけないと思いますね」と対戦を熱望。その上で、試合開催の候補地に挙がっている米ラスベガスと中東を比較し「中東の方がラスベガスより相当、ファイトマネーをもらうような気がする。10億円? もしかしたら15億。ラスベガスでは、そんなもらえないと思うんだけど」とオイルマネーが見込める中東の魅力を力説した。 さらに、12月21日にサウジアラビアで行われる、世界ヘビー級3団体統一王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)とタイソン・フューリー(英国)のメガマッチにも触れ、「何十億って言ったっけ。100億? うわーっ、すごいなあ。(ボクシングは)判定までいっても1時間しないからね。個人競技の中では(1試合あたりの金額が)一番大きいか。夢があるスポーツだね」と目を輝かせた。
東スポWEB