【若松ボート(ナイター)GⅠ周年記念】井口佳典 大会覇者は失敗を繰り返さない
<28日・若松ボート・2日目> 【記者コラム・古賀正史の「正史かける」】 きっちり軌道修正した。初日ドリーム戦6着だった井口佳典は迎えた2日目を1、3着。前半は3コースから豪快なまくりを決めるなど気迫あふれるレースが光った。後半も道中の競り合いをしっかりとさばいて舟券絡み。「6着だったことを考えると、初日の失敗を生かせたかな」と悪い流れを引きずることなく好成績につなげてみせた。 「ここがいいというのはないけど、バランスが取れていて真ん中くらいにはいると思う。ベースはできたので微調整で」とさらなる反撃態勢も整いつつある。自身は58回大会の覇者で、昨年はマスターズチャンピオンも制するなど当地の戦い方は十分承知している。「あとは細かいところや、F持ちなのでSも気をつけながら行きたい」。心も整えて、当地2度目の周年タイトルをつかみに行く。 ▼4R 井口はF持ちだが、ここはカド受けの重成一人も同じくF持ち。S隊形に大きなばらつきがないなら抜け出しも。4―156―全。 ▼8R 佐藤博亮がSを決めてまくり、まくり差しの両面からアタマまで。3―125―全。